小川赤十字病院

小川赤十字病院の概要



小川赤十字病院は、埼玉県比企郡小川町にあり、日本赤十字社埼玉県支部が設置した医療機関です。地域の健康を守るべく、さまざまな医療サービスを提供しています。

沿革



この病院は、1939年、つまり昭和14年に開院しました。当初は日本赤十字社埼玉支部小川療院として、主に結核療養を行う施設としてスタートし、内科や呼吸器科も設置されました。その後、1944年には海軍病院の分院となり、名称も野比海軍病院小川赤十字病院に変更されました。戦後の1946年には、現在の小川赤十字病院に改称されることとなり、地域医療において重要な役割を果たし続けています。

2003年には、分娩の取扱が休止となり、2016年には病院の第1期建て替え工事が完了しました。さらに2017年には、旧中央病棟を取り壊し、新たな駐車場の造成が完了しました。これにより、より快適な医療環境の提供が可能となりました。

診療科



小川赤十字病院では、以下の診療科が設置されています。

  • - 内科
  • - 呼吸器科
  • - 循環器科
  • - 精神科
  • - 神経科
  • - 外科
  • - 消化器科
  • - 整形外科
  • - 脳神経外科
  • - 皮膚科
  • - 泌尿器科
  • - 婦人科
  • - 眼科
  • - 耳鼻咽喉科
  • - 放射線科
  • - 麻酔科(ペインクリニック)
  • - リハビリテーション

特筆すべきは、救急外来も設けられており、営業時間は16:45から翌日8:30までと、土曜日の第二・第四および祝祭日にも対応しています。

また、病院には看護部などの診療協働部門も整備されており、医療の質を高める努力がなされています。

医療機関の指定



小川赤十字病院は、災害対策基本法に基づく指定機関にもなっています。これにより、災害時にも迅速に対応できる体制を整えています。

交通アクセス



この病院へのアクセスも便利です。JR八高線と東武東上線の小川町駅から、川越観光バスを利用すれば、3分で到着します。また、ときがわ町路線バスを利用すれば、同様に3分で日赤病院前停留所に到着し、そこからもすぐの距離です。徒歩の場合は、駅から約15分の距離にあります。さらに、JR高崎線の熊谷駅からも国際十王バスを利用してのアクセスが可能で、35分程度で日赤病院前停留所まで行けます。

結論



小川赤十字病院は、高度な医療サービスを提供するだけでなく、地域における医療の要としても重要な役割を果たしています。歴史あるこの病院は、患者の皆様に信頼される医療の提供に尽力しています。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。