小幡直嗣

小幡直嗣のプロフィール



小幡直嗣（おばた なおつぐ）は、1987年5月26日生まれ、東京都世田谷区出身のサッカー指導者です。彼はスペインサッカー協会からの指導者ライセンス・レベル2を取得しており、日本サッカー協会公認A級コーチライセンスに相当します。このような資格を持つ彼は、選手育成や戦術において非常に高い専門知識を有しています。

サッカーキャリアの始まり



小幡は、中学校時代に横浜F・マリノスジュニアユースでゴールキーパーとしてプレーをしていましたが、ユース昇格は辞退しました。その後、桐光学園高校のサッカー部にフォワードとして入部。しかし、出場機会を十分に得られなかったため、湘南ベルマーレユースに移籍し、再びゴールキーパーとしてプレーを続けます。尚美学園大学のサッカー部でもゴールキーパーとして活動していましたが、古傷の左膝の痛みの影響で2年次にサッカー部を退部し、指導者への道を志すことになります。

スペイン留学と指導者としての成長



指導者としてのスキルを磨くために、彼は独自にスペイン語を学びました。そして大学卒業後、単身でスペインへ渡りました。バルセロナで語学学校に通い1年間、語学力を習得した後、マドリードのスペインサッカー協会が運営する指導者養成学校にて本格的に指導技術を学びました。彼はマドリード郊外のクラブチームでコーチとしても活動し、小中学生の指導に従事しました。

2016年には日本に戻る決意をし、徳島ヴォルティスユースのスペイン遠征を手伝ったことがきっかけとなり、徳島ヴォルティスと関係を築きました。

徳島ヴォルティスでのキャリア



2017年シーズンから小幡は徳島ヴォルティスでスペイン語の通訳として活動をスタートしました。2019年には通訳に加えアシスタントコーチの役割を担い、2020年シーズンには通訳兼コーチとしてチームに貢献しました。このシーズンにはJ2リーグの優勝という偉業を達成しました。2021年から2022年までは、同じくリカルド・ロドリゲス監督のもとで浦和レッズにてコーチ兼通訳として活躍しました。特に2021年の第101回天皇杯での勝利に貢献したことは記憶に新しいです。

現在の活動



2023年シーズンからは鹿児島ユナイテッドFCでコーチとしての新たな一歩を踏み出しています。このように小幡はいくつものチームで指導経験を積み重ね、選手の成長だけでなくチームの戦術を刷新する力を持っています。

指導歴


  • - 2013年 - 2015年: R.C.D.カラバンチェル
- 2013年: アレビンB（U-12）第二監督
- 2014年: インファンティルA（U-14）第二監督
- 2015年: カデーテA（U-16）第二監督
- 2017年 - 2018年: 通訳
- 2019年: 通訳兼アシスタントコーチ
- 2020年: 通訳兼コーチ

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