小新 (新潟市)

小新（こしん）

小新は、新潟県新潟市西区に属する地区で、現行の行政上は小新一丁目から五丁目と呼ばれ、加えて大字小新も存在します。一丁目から五丁目については住居表示が行われており、大字にはまだ実施されていません。郵便番号は950-2023です。

概要

小新は1889年（明治22年）以来の大字であり、1990年（平成2年）からは町名としても使用されています。この地区は信濃川の支流である西川の右岸に位置していて、もとは江戸時代から存在した小新村の一部です。地名の由来は、開発者の名から派生した旧名「小左衛門新田」であるとされています。

小新の地形は、かつては白鳥潟、二枚潟、的場潟などの潟や沼が点在していた低湿地であり、現在でも緒立や的場の一部には中世の城館跡が見られます。

隣接する町字

小新は北側から東方向へと、以下の町字と接しています：

• - 山田
• - 寺地
• - 立仏
• - 北場
• - 的場流通
• - 流通センター
• - 緒立流通
• - 黒鳥
• - 亀貝
• - 小新南
• - 小新大通
• - 小新西

また、西川を介して坂井東、小針、平島とも隣り合っています。

歴史

小新の町字は、1889年（明治22年）の地方行政制度改革以降、いくつかの町字に分立しています。具体的には次のような町字があります：

• - 流通センター：1982年（昭和57年）に分立
• - 小新西：1995年（平成7年）に分立
• - 小新大通：2002年（平成14年）に分立
• - 小新南：同年に分立

年表

• - 1889年4月1日：新貝村の大字となる。
• - 1901年11月1日：坂井輪村と合併し、大字となる。
• - 1954年11月1日：新潟市の一部として組み込まれる。
• - 1990年10月1日：住居表示が導入され、小新一丁目から三丁目が設けられる。
• - 2003年1月11日：小新四丁目が分立。
• - 2007年4月1日：政令指定都市に昇格し、西区の大字となる。
• - 2015年1月19日：小新白鳥東地区から小新五丁目が分立。

世帯数と人口

2018年（平成30年）1月31日時点の世帯数および人口は記録されています。詳細な数値は地元の行政に確認が必要です。

小・中学校の学区

この地域の住民が市立の小学校や中学校に通う際には、以下のような学区があります。

• - 小新1224番地、1729～1760番地、1777～1951番地は、申請により新潟市立小針小学校の学区に属します。

主な企業・施設

小新には次のような重要な施設があります：

• - 新潟西警察署
• - アピタ新潟西店
• - ヤマダ電機 テックランド新潟西店

交通

小新には新潟西バイパスが通り、インターチェンジが設置されています。利便性が高く、周囲とのアクセスが良好です。

終わりに

小新は新潟市の西区に位置する歴史ある地区であり、町の発展と共に街の形を変化させてきました。今後の発展にも注目が集まります。

もう一度検索