小松島市役所

小松島市役所

小松島市役所（こまつしましやくしょ）は、日本の地方自治体である小松島市の執行機関としてさまざまな業務を行う施設です。この役所は1968年に新庁舎が完成し、以来市民に向けた重要な行政機関として機能しています。

概要

新庁舎の完成は1968年12月18日に行われました。この新しい施設は市の各種事務を効率的に行うために設計され、以来多くの市民サービスを提供しています。時間を経る中で、役所の運営スタイルも市民のニーズに応じて変化してきました。

沿革

小松島市役所の歴史を振り返ると、1989年には土曜日の閉庁が始まりました。これは市民が役所を利用しやすくする取り組みの一環として、毎月第2・第4土曜日に閉庁することが決定されました。この方針は、市民にとって便利な交通手段や業務の利用を促進するものでした。

庁舎の構造

小松島市役所の庁舎は2つの棟から成り立っています。

• - 北棟: 総務部や産業建設部などが配置されており、主に行政運営に関わる部署が集まっています。
• - 南棟: 窓口業務や議場があり、市民が直接利用できるスペースが確保されています。ここではさまざまな手続きや相談が行われています。

支所・出張所について

2012年3月31日までは、窓口業務が市役所および立江・坂野の2つの支所で行われていました。しかし、経費削減のために両支所は2007年に出張所に格下げされ、最終的に2012年に廃止される運びとなりました。これに伴い、近隣の立江・赤石・坂野・和田島の各郵便局に一部業務を委託するほか、旧出張所での一部受付業務が継続される形で、新たなサービス体制が整えられました。

耐震性の問題

小松島市役所では、2012年6月に耐震診断が行われました。その結果、北棟は旧耐震基準に基づくもので、当時の基準を満たさないことが判明しました。また、南棟については建物の土台に関する図面資料が欠如しているため、耐震診断が不可能でした。このため、北棟については2013年度に耐震工事の設計が行われ、2014年度には実施される予定となっています。これにより、市役所の安全性を向上させる取り組みが進められています。

まとめ

小松島市役所は、地域の行政を支える重要な機関として、その役割を果たし続けています。歴史とともに変化を遂げる運営方針や、耐震工事に関する取り組みは、市民の安心・安全にも寄与しています。今後も市民サービスの向上を目指し、柔軟に対応する姿勢が求められるでしょう。

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