小松島市消防本部

小松島市消防本部の概要

小松島市消防本部（こまつしまししょうぼうほんぶ）は、徳島県小松島市に位置する消防機関で、広域の火災や災害から地域住民を守る重要な役割を担っています。1886年に設立された歴史ある消防組織で、地域の安全を守るために日々活動を行っています。

管内の現状

2019年11月30日現在、小松島市の管内における人口は37,561人、世帯数は17,141世帯となっています。また、管内の面積は45.37平方キロメートルです。これらの数字からも分かる通り、この地域は多くの住民が生活しており、消防機関の役割は一層重要です。

歴史

小松島市の消防活動は、1868年に江田村で設置された『竜吐水1基購入魁組』から始まります。その後、多くの消防組が作られ、1922年には10の消防組が統合されて小松島町消防組が発足しました。

1947年には、従来の警防団が廃止され消防団が発足。1948年には小松島町消防署が設置され、同年に消防庁舎も完成しました。1951年には小松島市制が施行され、新たに市としての消防機関が整備されていきました。

その後も、1968年には新しい消防庁舎が落成し、1970年からは救急業務も開始されました。2015年には水難救助隊が設立され、防災に向けた体制が一層強化されました。

さらに、2016年4月からは消防救急デジタル無線が運用され、2018年4月から3交替制から2交替制へと勤務体制が変更されています。これにより、消防隊員の効率的な運営を実現し、さらなるサービスの向上が図られています。

組織の構成

小松島市消防本部の組織は、消防長（消防司令長）を中心に、消防次長（消防司令）や各種課、そして消防署に分かれています。具体的には、消防総務課、消防課、さらに第一中隊、第二中隊、通信指令室などの部門があります。これらの部門が協力し合い、地域の消火活動や救急対応にあたっています。

まとめ

小松島市消防本部は、長い歴史を持つ地域に根差した消防機関であり、消防活動を通じて地域の安全と安心を守り続けています。地域住民との連携を深め、効率的な運営を行うことで、今後もさらなる発展が期待されます。消防活動の重要性は年々高まっており、小松島市消防本部はその使命を全うするために、これからも努力を続けていくことでしょう。

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