小松島市立千代小学校

小松島市立千代小学校

小松島市立千代小学校（こまつしましりつ ちよしょうがっこう）は、徳島県小松島市中田町に位置する公立小学校です。地域からは「千代校」（ちよこう）の愛称で親しまれています。

沿革

千代小学校は、明治初期に遡る長い歴史を持っています。

1879年 - 中田町中筋に、蜂須賀家臣の邸宅を購入し、公立中田小学校として設立されました。この年が創立記念日となっています。
1903年 - 現在の場所へ校舎を改築し、移転しました。
1956年 - 校歌が制定され、創立80周年を記念する式典が盛大に挙行されました。
1979年 - 待望のプールが完成しました。
1979年 - 創立100周年を記念する式典が盛大に挙行されました。

特筆事項

千代小学校には、他の学校には見られないユニークな特徴がいくつかあります。

組の名称: 各クラスは、数字ではなく「松」「竹」「梅」で呼ばれています（1組→松組、2組→竹組、3組→梅組）。ただし、少子化の影響により、現在では梅組は存在せず、竹組も存続が危ぶまれる状況です。
水泳教室の歴史: プールが完成する以前の昭和52年頃までは、近隣を流れる勝浦川の江田橋上流付近で水泳教室が行われていました。プール完成直前の昭和54年には、隣接する小松島小学校のプールを借りて水泳の授業を実施していました。
タイムカプセルの物語: 創立100周年を記念して、当時最高学年だった1967年（昭和42年）度卒業生によって、体育館裏にタイムカプセルが埋設されました。カプセルには、西暦2000年に開封する内容を記したプレートが取り付けられていましたが、経年劣化により7、8年で判読不能となり紛失してしまいました。しかし、タイムカプセルは当初の計画通り、西暦2000年8月に卒業生たちの手によって同窓会に合わせて開封されました。プレートは失われていたものの、カプセルの中身は防水・防腐対策が功を奏し、埋設当時の状態を保っていました。特に、卒業時に録音されたミュージックカセットの音声テープはダビングされ、その他の思い出の品々と共に再び埋め戻され、次の開封の時を待っています。なお、再開封の時期は2024年3月現在、未定となっています。

主な活動

千代小学校では、児童たちが様々な活動に取り組んでいます。

金管バンド
千代スポーツ少年団（野球部）
千代オーロラJVC（バレー部）

最寄駅

JR中田駅

隣接する通学区域の小学校

小松島市立北小松島小学校
小松島市立小松島小学校
小松島市立児安小学校
徳島市大松小学校
徳島市論田小学校

関連項目

徳島県小学校一覧

外部リンク

* 小松島市立千代小学校

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