小林悠 (サッカー選手)

小林 悠 (こばやし ゆう)

小林悠は1987年9月23日生まれで、東京都町田市出身のプロサッカー選手です。現在、Jリーグの川崎フロンターレに所属し、フォワードおよびミッドフィールダーとしてプレーしています。彼は元日本代表選手でもあり、2017年にはJリーグMVPとJ1得点王に輝きました。

キャリアの初期

小林のサッカー人生は保育園時代に始まり、兄の影響でサッカーに興味を持ちました。小学生の頃には関東選抜に選ばれ、才能を示しましたが、川崎フロンターレU-18のセレクションには落選。その後、麻布大学附属渕野辺高等学校に進学し、高校サッカーでも全国高校選手権に出場しました。チームメイトにはお笑い芸人のぺこぱのシュウペイや、Jリーガーの太田宏介、小野寺達也などがいました。大学では拓殖大学に入学し、FWとしてプレーしました。2008年には特別指定選手として水戸ホーリーホックで初のプロ経験を持ちました。

川崎フロンターレでの軌跡

小林は大学卒業後の2010年に川崎フロンターレに入団しました。入団時はケガに見舞われましたが、2010年の天皇杯で公式戦初ゴールをマークします。2011年には背番号を変更し、J1リーグでの活躍を始めました。特に2016年から2017年にかけてはチームの重要な得点源となり、2017年にはキャプテンに就任しました。

特筆すべきは、2017年の活躍で、開幕戦ゴールやACLでの活躍があり、最終節ではハットトリックを達成し、クラブ初のリーグ優勝に貢献しました。さらに、この年は得点王とMVPにも選出されました。2019年にはJ1通算100得点を記録し、2020年にはクラブ最多得点記録も更新しました。

日本代表としての活動

小林は2014年に日本代表に初選出され、2016年のワールドカップアジア予選などで活躍しました。2017年にはEAFF E-1フットボールチャンピオンシップの中国戦で初得点を決め、日本代表としての実績を拡げていきました。

主なタイトル

そのキャリアの中で、川崎フロンターレとしてJ1リーグを4回制覇し、2020年には天皇杯も制覇しました。また、個人としても最優秀選手賞やベストイレブンに選ばれるなどの栄誉があります。

小林は、サッカー界で確固たる地位を確立し、多くのファンに愛される選手です。彼のこれからの活躍に期待が寄せられています。

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