小林祐希

小林 祐希

小林祐希（こばやし ゆうき、1992年4月24日生まれ）は、東京都東村山市出身のプロサッカー選手で、現在はJリーグ・北海道コンサドーレ札幌に所属するミッドフィールダーです。彼はバックボーンを持つ選手で、日本代表としての経験も積んでいます。

来歴

プロ入り前

小林は東京ヴェルディの下部組織からスタートしました。各年代の代表に選出されており、2010年にはJ2の試合に2種登録選手として出場。東京都サッカートーナメントでも優勝し、ヴェルディユースとしても天皇杯全日本サッカー選手権大会に出場しました。

東京ヴェルディ

2011年に東京ヴェルディのトップチームに昇格し、そのままスタメンとして起用されました。1年目から34試合に出場し、2012年には背番号10に変更。190歳でクラブ史上最年少の主将に就任し、自身の役割を意識しながらプレーしました。

ジュビロ磐田

同年7月、ジュビロ磐田に期限付き移籍し、12月には完全移籍が決定しました。最初の数年は出場機会に恵まれませんでしたが、2014年からはスタメン定着し、同年11月のJ2最終節では決勝ゴールを決め、チームのJ1昇格に貢献しました。J1初ゴールも2016年4月に決め、その活躍から日本代表に選ばれるまで成功を収めました。

SCヘーレンフェーン

2016年8月にはオランダのSCヘーレンフェーンに完全移籍し、そこでの初年度は全試合先発出場を果たしました。チームはEuropa Leagueのプレーオフに進出しましたが、惜しくも敗退し、初年度を終えました。

ワースラント＝ベフェレンとその後

その後、ワースラント＝ベフェレンに移籍し、初ゴールを記録します。2020年にはカタール・スターズリーグのアル・ホールSCに加入し、2021年には韓国のソウルイーランドFCへ移籍、さらには江原FCにも所属しました。

2022年7月には、Jリーグのヴィッセル神戸へ完全移籍し、シーズンの終了時点では3得点を挙げ、チームのJ1残留に貢献しました。2023年には北海道コンサドーレ札幌へ加入しました。

日本代表

小林は2016年5月にサッカー日本代表に初選出され、6月の試合で初出場を果たしました。さらに、2016年11月にはオマーン戦で代表初得点を挙げました。

エピソード

幼少期にはFC東京からも注目されていましたが、最終的に東京ヴェルディに入団しました。メディアでは「ポスト本田」と称されることもあり、特にプレースタイルが注目されています。彼は自分自身を本田圭佑とは独立した選手と考えており、彼らのスタイルの違いを強調しています。

小林は左腕に家族の名前をタトゥーとして刻むことで、家族への思いも表しています。また、東京ヴェルディユース時代には俳優の竹内涼真とチームメートであったことも知られています。

所属クラブ

• - JACPA 東京FC
• - 東京ヴェルディジュニアユース
• - 東京ヴェルディユース
• - 東京ヴェルディ
• - ジュビロ磐田
• - SCヘーレンフェーン
• - ワースラント＝ベフェレン
• - アル・ホールSC
• - ソウルイーランドFC
• - 江原FC
• - ヴィッセル神戸
• - 北海道コンサドーレ札幌

まとめ

小林祐希は、Jリーグでの活躍を通じてサッカープロ選手として成功を収めてきました。彼のキャリアは、落ち着いたプレースタイルと高い技術力、またリーダーシップ能力に裏打ちされています。今後の活躍にも期待が寄せられています。

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