小橋もと子

小橋もと子

小橋もと子は、日本の漫画家であり、そのキャリアは1974年に始まりました。

初期には、『りぼん』や『月刊キャロル』といった少女漫画雑誌を中心に活動し、その後『リリカ』、『週刊セブンティーン』、『週刊平凡』など、より幅広い読者層を持つ雑誌にも作品を発表しました。

1980年代以降は、『BE・LOVE』や『Cute』といった女性向け漫画雑誌へと活躍の場を移し、少女漫画で培った経験を活かし、より成熟したテーマやストーリーを描くようになりました。

代表作としては、以下のような作品があります。

あらあら・アララ姫（1978年、小学館 小学二年生3月号ふろく）
けっこん狂騒曲（1979年、セブンティーン・コミックス）
バレンタイン・デー（1980年、セブンティーン・コミックス）
こねこの1❤2❤3（1980年、集英社漫画文庫）
たとえばメルヘン(1981年、GLコミックス)
春への扉をぶっこわせ（1982年、GLコミックス）
なついちご物語（1983年、セブンティーン・コミックス）
チークレット・らぶ（1983年、BE・LOVE KC）
ラブズパッチワーク（1983年、サンコミックス・ストロベリーシリーズ）
うさぎの小麦ちゃん（1984年、BE・LOVE KC）
森と林のおはなし（1984年、BE・LOVE KC）
かいじゅうが翔んだ日（1985年、サンコミックス・ストロベリーシリーズ）
やさしい国のアリス（1985年、マンサンコミックス ラブリーシリーズ）
二人でつんつくつん（1986年、Meコミックス）
トリルで奏でる不調和音（1986年、KCmimi)
アンパンの。（1986年 - 1990年、BE・LOVE KC）
ラッパッパマーチ（1987年、BE・LOVE KC）
サクラさんのエプロン - ザ・新妻料理120種!!（1987年、宙出版）
ベーグルパンをほおばって（1989年、エメラルドコミックス）
元気印☆甘い生活（1989年、BE・LOVE KC）
わたしまけましたわ（1990年、エメラルドコミックス）
チャーちゃま物語（1991年、エメラルドコミックス）
億のキス千の夜（1991年、Cuteコミックス）
シアワセ色のオーガンジー（1991年、光文社コミックス）
ナースSenka（1993年、YOUコミックスデラックス）
ジョアンのママおたすけクッキング（1996年、ぶんか社コミックス）
東京パチンコ娘（1997年、スコラレディースコミックス）
キレイの法則（1999年 - 2001年）
ロマンスの薬（2000年、エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ、原作:デビー・マッコーマー）
寝たきり天使～ふたごっ子 真帆と真海～（2005年、BE LOVE KC）

小橋もと子の作品は、少女漫画らしい可愛らしさや夢のある世界観に加え、女性漫画ならではのリアルな感情や人間関係が描かれている点が魅力です。幅広いテーマを扱いながらも、常に読者の心に寄り添うような温かい視点が感じられる作品が多く、長年にわたり多くのファンを魅了し続けています。

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