小橋マリカ

小橋マリカ：女子プロレス界を駆け抜けるギャルレスラーの軌跡

小橋マリカ選手は、2001年5月17日生まれの神奈川県出身のプロレスラーです。2015年、東京女子プロレスの練習生としてキャリアをスタートさせました。当初は「まりか(仮)」として活動していましたが、翌年には「小橋マリカ」として正式デビュー。デビュー戦は、辰巳リカ選手とのタッグマッチでした。

デビュー後、小橋選手は着実に実力をつけ、様々な試合を経験しました。2017年には、山下実優選手からアイアンマンヘビーメタル級王座を奪取するも、すぐに王座から転落するという波乱もありました。その後も、怪我による長期欠場などを経ながらも、持ち前の明るさと努力でプロレスラーとして成長を続けました。

2018年には、才木玲佳選手とのタッグでTOKYOプリンセスタッグ王座に挑戦。見事勝利し、念願のベルトを獲得しました。しかし、練習中の怪我により王座を返上せざるを得ない事態も経験しています。

大学進学のため、一度はプロレスから離れる時期もありましたが、2020年に復帰。今度は「ギャルレスラー」として、新たな魅力を武器に活躍の場を広げていきました。

2021年には、東京女子プロレスを卒業することを発表。卒業試合では、1対20というハンディキャップマッチを戦い抜きました。卒業後もフリーランスとして活動を続け、2022年には、憧れのレスラーであるアブドーラ小林選手とタッグを組んで試合を行うなど、貴重な経験を積みました。

フリーランス転身後は、更なる高みを目指し、イギリスやマレーシアなど海外にも進出。幅広い活躍を見せています。2023年には、イギリスのprowrestling EVEやマレーシアのAPAC wrestlingに参戦し、国際的なプロレスラーとしての地位を確立しつつあります。

小橋選手は、アブドーラ小林選手とフランク篤選手（旧・大橋篤選手）を目標に「小橋」というリングネームを選びました。その影響は、得意技にも表れています。アブドーラ小林選手を彷彿とさせる「愛してますチョップ」や「バカチンガー・エルボー」、「逆片エビ固め」といった技は、小橋選手ならではのパフォーマンスで観客を魅了します。

得意技は、マシンガンチョップ、大根切りチョップ、コーナーを駆け上がりスイングして叩きつける攻撃、フロント・ネックロック、レッグドロップなど多岐に渡ります。これらの技は、小橋選手の持ち前のパワーとスピード感、そして観客を惹きつける独特のキャラクターと相まって、彼女独特のスタイルを確立しています。

小橋選手は、プロレスラーとしての活動に加え、テレビやウェブテレビなどにも出演。バラエティ番組にも積極的に出演し、その明るいキャラクターで人気を集めています。

数々のタイトルを獲得し、海外進出を果たした小橋マリカ選手。今後の活躍にも目が離せません。彼女の情熱と努力は、多くのプロレスファンに感動と勇気を与え続けるでしょう。

主なタイトル歴

東京女子プロレス 第3代TOKYOプリンセスタッグ王座（パートナー：才木玲佳）
DDTプロレスリング アイアンマンヘビーメタル級王座（第1267代）

主な出演

テレビ：アキナのギャルしか勝たん〜ギャルの力で世界を変えよう〜（毎日放送）、エルフ荒川の＃おはようギャルです（朝日放送テレビ）
ウェブテレビ：ぶるぺん（GYAO!）

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