小田卓朗

小田卓朗（おだ たくろう、1992年7月13日 - ）は、北海道浦河郡浦河町出身の元スピードスケート選手です。

人物

小学校1年生でスケートを始め、浦河東部スケート少年団に所属。幼い頃から才能を発揮し、町民スケート大会で活躍しました。中学卒業後は、スピードスケートの名門として知られる山形中央高等学校に進学し、才能を開花させます。高校3年生の時には、全日本短距離別選手権の1500mで3位に入賞。この成績が認められ、ワールドカップ代表の座を掴み取りました。

山形中央高校卒業後は、早稲田大学スポーツ科学部に進学。大学在学中も競技を続け、卒業後は開発計画研究所（水戸市）に所属し、競技活動を続けました。

オリンピックには、平昌五輪と北京五輪の2大会に出場。平昌五輪では、1000mと1500mの両種目で5位入賞という輝かしい成績を収めました。北京五輪では1500mに出場し、17位という結果でした。

2022年3月に現役引退を表明し、長年の競技生活に幕を下ろしました。引退後の4月1日には、地元である浦河町の浦河町教育委員会に就職。同年7月には、浦河警察署から「地域の安心安全アドバイザー」に任命され、地域社会に貢献する活動を行っています。

競技者としての実績に加え、引退後も故郷のために尽力する姿は、多くの人々に感銘を与えています。

小田卓朗は、スピードスケート界における輝かしい功績と、地域社会への貢献を通じて、多くの人々に影響を与え続けています。

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