小笠原浩

小笠原浩について

小笠原浩（おがさわら ひろし）氏は、1955年9月19日に愛媛県松山市で生まれました。工学者、そして実業家として多岐にわたる分野で活躍しています。

学歴と安川電機入社

愛媛県立松山南高等学校を卒業後、1979年3月に九州工業大学情報工学科を卒業しました。同年に安川電機に入社し、技術者としてのキャリアをスタートさせました。

安川電機での昇進

入社後、着実にキャリアを積み重ね、2006年6月に取締役に就任。その後、2012年6月には常務執行役員、2013年6月には取締役常務執行役員へと昇進しました。

2014年9月には、取締役常務執行役員としてICT戦略担当、技術開発本部長、そして技術開発本部ロボティクスヒューマンアシスト事業推進室長を兼務。この間、技術開発と事業推進の両面で手腕を発揮しました。

2015年3月には取締役専務執行役員となり、2016年3月にはついに安川電機の代表取締役社長に就任しました。社長就任時には、人づくり推進担当、技術開発本部長、人材多様性推進室長も兼務し、人材育成にも力を入れました。

2023年3月には代表取締役会長に就任し、同年6月にはJR九州の取締役にも名を連ね、その活動の幅をさらに広げています。

日本ロボット工業会での活動

安川電機での活躍と並行して、ロボット産業の発展にも尽力しました。日本ロボット工業会では副会長を経て、2020年には会長に就任。ロボット技術の発展と産業への応用を推進しました。

その他の活動

小笠原氏は、九州工業大学経営協議会委員も務め、教育機関の運営にも貢献。大学と産業界の連携を強化する役割を担いました。

まとめ

小笠原浩氏は、技術者としての深い知識と経営者としての卓越した手腕を併せ持つ人物です。安川電機での長年のキャリアを通じて、技術開発と人材育成に尽力し、ロボット工学の分野で大きな功績を残しました。また、日本ロボット工業会会長として、日本のロボット産業全体の発展にも大きく貢献しています。彼の活動は、産業界と教育界の両方に影響を与え、その功績は多方面から高く評価されています。

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