小美濃武芳

小美濃武芳（おみの たけよし、1965年8月24日 - ）は、埼玉県出身の元プロ野球選手であり、投手として活躍しました。

来歴

小美濃は東亜学園高に進学し、1983年の夏の甲子園西東京予選では準々決勝まで進出しましたが、桜美林高に惜しくも敗れました。

1984年に高校を卒業後、東洋大学に進学。東都大学リーグでは、4年時の1987年に3年生の保坂彰茂投手と共に二本柱として活躍し、秋季リーグの優勝に大きく貢献しました。この活躍が評価され、同季の最高殊勲選手に選ばれました。東都大学リーグでは通算4勝3敗の成績を残しています。大学の同期には、後にプロ野球選手となる山下徳人がいました。

大学卒業後は農協への就職が内定していましたが、1987年のプロ野球ドラフト会議で中日ドラゴンズから4位指名を受け、プロ野球選手としての道に進むことになりました。しかし、入団前から右肘の故障に悩まされており、残念ながら一軍での登板機会を得ることはできませんでした。2年目の1989年シーズンは、二軍（ウエスタン・リーグ）で17試合に登板しましたが、7月中旬からは登板機会がなくなり、同年11月23日に任意引退という形でプロ野球選手としてのキャリアを終えました。

引退後

引退後は、野球への情熱を絶やすことなく、練馬リトルシニア野球協会で監督を務め、少年野球の指導者として活躍しました。2023年現在は、同協会の理事を務め、少年野球の発展に貢献しています。

詳細情報

年度別投手成績

一軍公式戦出場なし

背番号

27 （1988年 - 1989年）

関連項目

埼玉県出身の人物一覧
東洋大学の人物一覧
* 中日ドラゴンズの選手一覧

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