小藤まつ

小藤まつ

小藤まつ（ことう まつ、4月6日 - ）は、日本の漫画家です。東京都で生まれ、現在は静岡県に在住しています。

デビューと初期の活動

小藤まつは、16歳という若さで『SISTER』という作品でデビューしました。この作品は、『別冊マーガレット』1993年2月号に掲載され、彼女の漫画家としてのキャリアをスタートさせました。

作品の特徴

小藤まつの作品は、主に少女漫画誌で発表されており、その多くは恋愛をテーマにしたものです。彼女の作品は、繊細な心理描写と、感情豊かなキャラクターが特徴で、読者の心を捉えます。特に、思春期の少女たちの恋愛や友情、葛藤などを丁寧に描き出し、多くの読者から共感を呼んでいます。

主な作品リスト

以下に、小藤まつの主な作品を掲載します。特記がない限り、集英社から刊行されています。

単行本
Andanteの恋（1995年）
恋の降る日に（1996年）
純愛オレンジ（1997年）
NATURAL BEAUTY（1998年）
777（1999年）
双子ゴッコ（2000年）
フレンチビーンズ・チョコレート（2001年）
赤と青の果実（2002年）
愛され体質（2003年）
チェリーのアンテナ（2004年）
願ったり、叶ったり。（2004年）
ピンクちょーだい（2005年）
i♥ドール（2006年）
3番目の彼氏（2007年）
桜アイロニイ（2007年）
コトマツの部屋（2008年）
青春パンチ（2008年）
女子の情事（2010年）
半熟ガールフレンド（2011年）
チル、チル、ミチル。（2017年 - 2018年）
好いも甘いも（2019年 - 2021年）

雑誌掲載
SISTER（『別冊マーガレット』1993年2月号）
はじまりの予感（『ザ マーガレット』1994年3月号）
親友白書（『デラックスマーガレット』1994年5月号）
くちびるの行方（『デラックスマーガレット』1993年9月号）
GIRLIE LIFE〜愛の形 恋の味〜（『デラックスマーガレット』1996年7月号）
poco・a・pocoの愛（『デラックスマーガレット』1995年7月号）
恋愛日和（『デラックスマーガレット』1994年11月号）
Maybe Miss You（『別冊マーガレット』1995年1月号）
愛しのdarling（『デラックスマーガレット』1995年11月号）
キレイな私は好きですか?（『デラックスマーガレット』1995年5月号）
楽園に咲く花（『別マスペシャル』1997年秋の増刊号）
紅茶の想い（『デラックスマーガレット』1997年3月号）
お姫様の気持ち（『デラックスマーガレット』1998年9月号）
願ったり、叶ったり。（『デラックスマーガレット』2003年7月号）
馬鹿と宇宙人（『デラックスマーガレット』2003年3月号）
愛を喰らえ（『別冊マーガレット』2003年9月号）
完全合コン必勝マニュアル（『別マスペシャル』2004年夏の増刊号）
運命なんてそんなもの（『デラックスマーガレット』2006年3月号）
ホットパンツ（『デラックスマーガレット』2007年9月号）
女子の情事（『デラックスマーガレット』2009年3月号）
女子の情事〜零〜（『デラックスマーガレット』2009年7月号）
愛しこの夜（『デラックスマーガレット』2010年1月号）
2.14（『デラックスマーガレット』2008年3月号）
贅沢な食卓〜朝食〜（『bianca（ビアンカ）』2号（2012年11月増刊号））
たりらりらん（『Cookie』2019年1月号）
ピラミッド（原作：広井皆実、『別冊マーガレットsister』2010年10月増刊号）
スキならスキと（『別冊マーガレットsister』2011年1月増刊号）
アリヤナシヤ（『別冊マーガレットsister』2011年11月増刊号）
片想い始めました。（『別冊マーガレットsister』2012年4月増刊号）
花と蝶々と（『ザ マーガレット』2012年12月号）
さよならセックスまたきてちかく（『Cookie』2018年7月号）
キミにリ;クエスト（『Cookie』2022年3月号）
キミにリ;クエスト レベル2（『Cookie』2022年7月号）
キミにリ;クエスト レベル3（『Cookie』2022年11月号）

その他
リアルプロポーズ〜お隣くんとニセ婚年の差love days〜（秋田書店〈プリンセスコミックス〉、作画担当、原作：広瀬なつめ）
リマッチング♡マリッジ（小学館、原作：広瀬なつめ、作画：小藤まつ）
駆けるミント（講談社、原案：広瀬なつめ）
キスまで徒歩2秒（講談社、原案：広瀬なつめ）

関連人物

小藤まつのアシスタント経験者には、以下の漫画家がいます。

矢幡亜貴
小野ゆりえ

SNS

小藤まつは、SNSで積極的に情報発信を行っています。

小藤まつ (@matsubockli) - X（旧Twitter）
小藤まつ (@xiaotengmatsu) - Instagram


小藤まつの作品は、その時代の少女たちの心情を映し出す鏡として、多くの読者に愛され続けています。彼女の今後の活躍にも注目が集まります。

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