小野郁

小野 郁(おの ふみや)



基本情報



経歴



プロ入り前


小野は南薫小学校にて「南薫エンゼルス」で軟式野球を始め、キャッチャーとして活躍しました。ホークスJr.にも選出され、将来を見据えて硬式野球を志向。櫛原中学では「久留米中央ボーイズ」にてプレーし、投手へ転向。高校は西日本短大附属高校に進学し、そこでもエースとして活躍。特に甲子園予選では順調に勝ち進むも、準々決勝で強豪に敗北。その高校通算成績には25本塁打二刀流としての成果もありましたが、卒業を控えた2014年の事故で左手首を骨折し、投手一本に専念しました。

プロ入り


2014年のプロ野球ドラフトで東北楽天から2位指名を受け、契約金6000万円で入団。背番号15を背負い、プロ選手としてのキャリアが始まります。初年度は四試合の一軍登板を果たしましたが、まだ成長段階にありました。

楽天時代


小野は2015年にプロ初登板を果たしますが、成績は芳しくありませんでした。それから徐々に成長し、2016年は前年を上回る登板数を記録。2018年にはイースタン・リーグでの最多セーブを達成し、注目を集めました。しかし、2019年は思わぬ苦境に立たされましたが、イースタン・リーグでは再び最多セーブを獲得しました。

ロッテ時代


小野は2019年末、千葉ロッテマリーンズに移籍。新型コロナウイルスの影響を受けながらも2020年に初ホールド、初勝利を挙げ、チームのブルペンを支える存在となります。2021年は最も多い49試合に登板し、2022年にはオールスターゲームにも選出され、輝かしい活躍を見せました。しかし、その後新型コロナウイルスに感染し、調子を崩す時期もありました。2023年は怪我に悩まされながらも登板の機会を得るも、十分なパフォーマンスを発揮するまでには至りませんでした。

選手としての特徴


小野は、最速157km/hの直球を投げる力強い投手です。変化球には縦スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップ、カットボールを使い分けており、攻撃的な投球スタイルが特徴。かつては制球力に課題がありましたが、年々改善を見せ、より安定したピッチングが期待されています。また、50メートル走の記録は6秒2、遠投は100メートルに達し、身体能力も高い成績を残しています。

詳細成績


小野はプロ入りからの成績を更新し続け、特にイースタン・リーグでの登板数とセーブ数において注目の成績を残しています。彼の成長と成功は、今後のプレーでも期待されています。

登場曲


  • - 2015年代: 「Lean On」
  • - 2016年代: 「Footprint」
  • - 2017年代: 「Pieces of Me」
  • - 2018年代: 「My Time」
  • - 2020年以降: 「Spark」

小野郁選手は、これからのシーズンでもさらなる成長を見せることでしょう。

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