小鑓隆史

小鑓 隆史（こやり たかし）のプロフィール

小鑓隆史は、1966年9月9日生まれの日本の政治家で、自由民主党に所属しています。彼は参議院議員を2期務め、国土交通大臣政務官や厚生労働大臣政務官などの役職を歴任しました。通称は「こやり 隆史」で、様々な政策や市民生活に深く関与してきました。

略歴

小鑓は滋賀県大津市に生まれ、地元の小学校や中学校を経て、滋賀県立膳所高等学校に進学しました。その後、京都大学工学部を卒業し、大学院で物理工学を専攻し修士号を取得しました。1992年に、彼は通商産業省に入省し、経済政策や環境政策など多岐にわたる分野で活動しました。

2002年からは英国のインペリアル・カレッジ・ロンドンに留学し、修士号を取得。その後、経済産業省において、主に中小企業や環境政策に関連する役割を果たしました。2009年には日本貿易振興機構のヒューストン事務所次長となり、2012年には内閣官房でアベノミクスの政策立案に関与しました。

政治活動

2014年に小鑓は、自民党から滋賀県知事選への立候補を要請されましたが、選挙では敗北を喫しました。2016年の参議院議員通常選挙では自民党公認で立候補し、初当選を果たしました。2022年の選挙でも再選を果たし、政治家としての地位を固めました。

統一教会との関係

彼の政治活動には統一教会との関係が注目されています。2018年に、小鑓の後援組織である「隆和会」が設立され、統一教会の関連団体との関わりが報道されました。彼は国政報告会に参加し、メディアからの取材を受けた際には、教会との関係についての質問を回避したこともあります。

政治資金パーティー

小鑓は2020年に厚生労働大臣政務官として在任中、コロナ禍にもかかわらず東京都内で大型の政治資金パーティーを開催し、議論を呼びました。事務所側は適正な感染対策を講じていると説明しましたが、世間の反応は分かれました。

政策と主張

小鑓は憲法改正に賛成し、自衛隊の明記や緊急事態条項の設置を支持しています。また、日本の外交・安全保障に関しては敵基地攻撃能力の保有を支持し、ロシアに対する制裁も適切と考えています。

一方で、選択的夫婦別姓制度や同性婚には反対の立場を取っており、部落差別問題においては賛成票を投じました。また、受動喫煙対策には懐疑的で、飲食店の喫煙を許可すべきとの見解を持っています。

まとめ

小鑓隆史は、滋賀県を代表する政治家として、様々な政策や問題に積極的に関与してきました。彼の政治信条や行動は、国内外の状況を考慮に入れ、民意とともに歩む姿勢を貫いています。

もう一度検索