山ノ内みなみ

山ノ内 みなみ - 陸上競技選手

基本情報
山ノ内みなみ（やまのうち みなみ）は1992年12月21日生まれの日本の陸上競技選手であり、主に中距離走や長距離走、マラソンを専門としています。出身地は福島県で、郡山市立緑ケ丘中学校と福島県立郡山萌世高等学校を経て、その後陸上選手として大きな成長を遂げてきました。彼女は現在、しまむら女子陸上競技部に所属しています。

経歴

中学校・高校時代

山ノ内は中学時代からその才能を発揮し、全日本中学陸上において800ｍ部門に出場しました。中学卒業後は通信制高校に進学しながら、市民ランナーとして地道に活動。各種大会での経験を重ね、徐々に名前を知られるようになりました。この時期の努力が、彼女の後の競技生活に大きな影響を与えています。

京セラ時代

2017年8月には京セラに入社し、佐藤敦之監督の指導の下、本格的なトレーニングを開始しました。佐藤監督は、2008年の北京オリンピックや2003年、2009年の世界陸上選手権でのマラソン代表選手でもあり、その指導を受けられることは、山ノ内にとって非常に大きな転機となりました。此の時期、彼女は短期間で記録を大幅に更新し、2018年4月には織田記念陸上5000ｍで4位（日本選手の中では1位）に入賞。これにより大きな注目を集めました。

続いて、第102回日本選手権5000ｍで3位を獲得し、ジャカルタで開催されたアジア大会でも5000ｍに出場し6位に入賞しました。彼女はその走力と技術の向上により、2019年の世界陸上ドーハ大会にも10000ｍで出場することになりました。

その後のキャリア

2021年12月28日には京セラから退部・退社し、2022年2月から短期間ラフィネグループに所属。その後、同年9月にしまむらに移籍しました。これまでの豊富な経験を経て、さらなる成長が期待される山ノ内の今後が注目されています。

主な記録

山ノ内は数々の大会で素晴らしい成績を残しています。特に5000ｍや10000ｍでは日本国内外で多くの大会において上位入賞の実績があります。彼女の競技経歴には、重要なマイルストーンが数多く存在し、次世代の選手への励みともなるでしょう。

彼女が新たな挑戦を続ける姿勢は、同じ目標を目指す全てのアスリートにとっての手本ともなり得ます。これからも山ノ内みなみの活躍から目が離せません。

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