山上賢治(やまがみ けんじ)のプロフィールとキャリア
概要
山上賢治は
1961年12月3日生まれの日本の
俳優で、
大阪府堺市出身です。彼は
大阪府立泉北高等学校を経て、
大阪経済大学経営学部を卒業し、その後東映マネージメントに所属しました。現在は個人事務所「山上商店」に所属しています。
来歴
山上は幼少期から健康でしたが、小学校の頃に小児喘息を患い、夜の発作に悩まされていました。彼にとって唯一の楽しみはテレビの世界であり、次第に
俳優を志すようになりました。最初は芸人を目指していましたが、友人からのアドバイスを受け、
俳優としての道を選びました。円演劇研究所を卒業後、小劇場劇団「劇企画翔舞」に参加し、十数年の間、演劇活動を続けました。
映像の世界に進むも、事務所に所属することができず苦労していた時、あるプロデューサーのアドバイスを受け、自らのオフィス・ネバーギブアップを設立しました。これは山上商店の前身です。
人物・エピソード
山上は劇団時代にジャニーズ事務所との繋がりから、
少年隊ミュージカル「MASK」にアンサンブルとして出演した経験があり、ミュージカル
俳優にも憧れていた時期がありました。ダンスは得意ではなかったものの、多岐にわたる役柄を演じ分ける実力を持っています。特に、刑事や中間管理職といった、親しみやすい善人から悪役まで、様々なキャラクターに挑戦してきました。
主な出演作品
山上は数多くの
映画にも出演しています。代表作には『富江』(1999年)での船井刑事役、『
舞妓Haaaan!!!』(2007年)での運転手役、『閉鎖病棟』(2019年)の拘置所所長役などがあります。また、『ブレイブX 極道十勇士』(2017年)では葵会若頭の役を務め、インパクトある存在感を示しました。
山上の
テレビドラマでの活躍も目を見張るものです。NHKの
連続テレビ小説『あぐり』(1997年)や『ごちそうさん』(2013年)に出演したほか、大河ドラマ『功名が辻』(2006年)や『
軍師官兵衛』(2014年)にも登場しています。テレビ東京の『
警視庁捜査一課9係』シリーズでも活躍し、多くの視聴者に親しまれています。
CMやWeb広告
山上はCMやWeb広告でも多くの表現の場を持ち、ダイワ釣具や明治安田生命などの広告に出演してきました。また、2019年にはNational Australia BankのWeb広告にも登場し、シーンを盛り上げました。
現在の活動
今後の活動も期待される山上賢治は、
俳優としてますますの活躍が見込まれます。彼の多様な役柄への挑戦や、情熱的な演技は、多くのファンに愛され続けています。山上は、
俳優業を通じてさまざまな人物の心情や背景を表現し、役者としての奥深さをさらに広げていくことでしょう。