山口大学教育学部附属光義務教育学校

山口大学教育学部附属光義務教育学校について

山口大学教育学部附属光義務教育学校（通称：附属光学園）は、山口県光市にある国立の義務教育学校です。この学校は、山口大学教育学部が運営する附属校で、県内初の義務教育学校として位置づけられています。光市内の美しい御手洗湾に面する立地は、地域の特性を活かした教育環境を提供しています。

概要と沿革

本校は2018年に、山口大学教育学部附属光中学校と光小学校を統合し、初めて小中一貫教育を開始しました。これに続き、2025年には義務教育学校としての正式な開校が予定されています。学校の運営は地域との連携を重視しており、地域社会とともに成長し続けることを目指しています。

年表

• - 2018年 - 附属光学園としての小中一貫校がスタート
• - 2019年 - 学校運営協議会が設置され、コミュニティ・スクールへ移行
• - 2020年 - 小中校長の常勤化が実施され、兼務体制に
• - 2025年 - 山口大学教育学部附属光義務教育学校が正式に開校予定

教育方針

本校の教育は、日本国憲法および教育基本法の精神に基づきつつ、国の学習指導要領や山口県の教育目標を考慮したうえで展開されています。また、山口大学教育学部の理念や目的に則した教育実習や教育実践研究も行われています。教育方針の中心には、以下の3つの価値が掲げられています。

1. 地域や生活に根ざした学び - 学生たちが地域の実情や生活の中で考え、判断する力を育成します。
2. 共同での学びと参画 - 仲間と共に学び合い、協力して成長できる生徒集団の形成を目指します。
3. 今日的な学力像に基づく学びの探求 - 自ら課題を見つけ出し、知識を深める知の探求者として成長する生徒を育成します。

学校行事と部活動

2025年度現在、学校ではさまざまな活動が行われています。後期課程では、運動部や複数の文化部が活動しているほか、特に弦楽部は数々の全国大会で受賞歴があり、圧倒的なパフォーマンスを発揮しています。

• - 弦楽部は2016年から全国大会に出場し、銀賞を受賞した実績を持っています。さらに2024年度にはグランドコンテスト全国大会で最優秀賞を獲得するなど、教育の一環として音楽活動を推進しています。
• - その他の部活動には、サイエンス部や美術部もあります。

通学区域と入学条件

入学にあたっては、令和7年度の募集要項によって、保護者と同居し、自力で通学可能であることが求められます。通学は徒歩または公共交通機関を利用することが基本です。

交通アクセス

交通手段としては、JR西日本山陽本線の光駅から、バスを利用して「室積公園口」で下車することができます。

まとめ

山口大学教育学部附属光義務教育学校は、地域に根ざし、学生の自主性と協働性を重視した教育を実践しています。将来的には、より多くの生徒にとって魅力的な教育環境を提供し続けていくでしょう。

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