山口市立平川小学校について
山口市立平川小
学校(やまぐちしりつ ひらかわしょうがっこう)は、
山口県山口市の平井に位置する
公立の小
学校です。この
学校は、周囲を田園風景に囲まれた椹野川の東岸にあり、校庭の近くには九田川が流れています。また、地域には
遺跡や
古墳の跡地が点在しており、文化的な特徴を持つ地域でもあります。さらに、校区は
文教地区としても知られており、周辺には幼稚園や保育所、中
学校、高校、大学など、教育機関が整然と配置されています。
校訓と教育理念
平川小
学校の校訓は「かしこく、やさしく、たくましく」というものであり、これに基づいて子どもたちの教育を行っています。教育目標として「夢を持ち瞳かがやく 平川っ子の育成〜人とのかかわりのなかで〜」を掲げ、子どもたちが社会で生きていく上で必要な人間関係の構築や自己実現を目指しています。この理念に基づき、教育活動が展開されています。
受賞歴
平川小
学校は、数多くの受賞歴を持つことでも知られています。1973年には優良
PTAとして
文部大臣表彰を受け、1976年には
山口県PTA広報紙コンクールでは県
教育長賞を獲得しました。1984年の「よい歯の
学校」県知事賞、1990年の
山口県環境衛生優良校賞、1994年には全国
学校美術展で県教育委員会
教育長賞を手にしました。また、1998年には
NHK全国学校音楽コンクール山口県大会で金賞を受賞するなど、教育の質の高さが評価されています。特に2003年から2004年にかけて、同コンクールで連続して金賞を受賞するなど、音楽教育にも力を入れています。
沿革
平川小
学校の歴史は1873年に遡ります。初めは黒川村に仮教場を設置した
学校がスタートし、1980年には平井村に大道小
学校が開校しました。1904年には平川尋常高等小
学校が発足し、1941年には平川国民
学校と改称されました。その後、
1947年に現在の山口市立平川小
学校へと改名され、教育の場としての役割を果たしてきました。
学校の設立100周年を祝った1973年には記念碑が建立され、2004年には130周年の記念行事が行われました。また、国際交流にも取り組んでおり、2005年にはアメリカの
バーモント州から教員団が
学校を訪れるなどしています。
通学区域
平川小
学校の通学区域は広範囲に設定されており、上平井や県営平井団地、平川中央団地など、様々な住宅地を含んでいます。また、地域の特性に応じた通学路も考慮されており、漢方や安全な通学が図られています。
著名な卒業生
ここから巣立った著名な卒業生には、卓球選手の
石川佳純さんがいます。彼女は平川小
学校で学んだ経験を元に、前向きな姿勢でスポーツに取り組んでいます。
まとめ
山口市立平川小
学校は、その豊かな教育環境と歴史を活かし、地域に根ざした教育を展開しています。
文教地区としての利点を生かしながら、将来を担う子どもたちを育成し、地域社会に貢献することを目指しています。