山口村立神坂小学校

山口村立神坂小学校について

山口村立神坂小学校は、かつて岐阜県中津川市（旧・長野県木曽郡山口村）に存在した公立小学校です。2005年2月13日から3月31日までのごく短い期間、中津川市の小学校として存在しました。この期間は、中津川市内に神坂小学校が2校（山口村立神坂小学校と中津川市立神坂小[[学校]]）存在したため、旧山口村の神坂小学校を特に「山口村立神坂小学校」と区別して記述します。

設立の背景

この小学校は、もともと長野県西筑摩郡神坂村にあった神坂村立神坂小学校が起源です。神坂村が中津川市への越県合併を試みた際、長野県議会の反対により混乱が生じました。最終的に、自治庁（現在の総務省）の裁定により、馬籠地区が山口村に編入され、神坂村自体は湯船沢地区のみが中津川市に合併されることになりました。この結果、神坂小学校は中津川市立の小学校となったため、山口村が馬籠地区の児童のために急遽設立したのが、山口村立神坂小学校です。

校舎の利用

現在、山口村立神坂小学校の校舎は、馬籠ふるさと学校として活用されています。

沿革

神坂村立神坂小学校の沿革については、中津川市立神坂小[[学校]]の沿革を参照してください。

1958年（昭和33年）
10月14日 - 山口村に編入された峠地区、馬籠地区、荒町地区の児童のために、山口村立神坂小学校が開校しました。校舎がなかったため、民家8軒を借りて授業が行われました。
10月25日 - 永昌寺で開校式が執り行われました。
1959年（昭和34年）
山口村杁に校舎が完成し、分散授業が解消されました。
1999年（平成11年）
木造2階建ての新校舎と、鉄筋コンクリート造の体育館が完成しました。
2005年（平成17年）
2月13日 - 山口村が中津川市に越県編入されました。
3月31日 - 中津川市立神坂小[[学校]]と統合し、山口村立神坂小学校は廃校となりました。

参考文献

山口村誌 下巻（近・現代・民俗） （山口村誌編纂委員会、1995年） p.189-235

関連項目

岐阜県小学校の廃校一覧

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