山口森久

山口森久について

山口 森久（やまぐち もりひさ）は、1951年5月10日生まれの福岡県出身のサッカー選手および審判員です。彼は特に副審としての役割が知られています。また、長男には元プロサッカー選手の山口慶がいます。

経歴

山口は中学時代や高校時代には学校にサッカー部がなく、本格的なサッカーの訓練をする東京教育大学のサッカー部で初めての経験を積みました。卒業後は京都紫光クラブに入団し、日本サッカーリーグ2部（JSL2部）にて5年間のプレーキャリアを築きました。このチームでは、彼のスピードを生かして左サイドバックとして活躍することができましたが、試合中に首の怪我を負い、現役生活を早期に終えることになりました。

引退後の山口は審判の世界へと進むことになります。1983年に1級審判の資格を取得し、その頃には日本サッカーリーグの主審も担当していました。1992年には国際副審に登録され、以降、各種の重要な試合で副審としての役割を担います。特に1993年には日本で開催されたU-17世界選手権、ワールドカップ・アジア最終予選、さらにはトヨタカップのサンパウロFC対ACミラン戦でも副審としての経験を積みました。

山口は2001年までJリーグにおいて副審を務め、その間に1999年と2001年のJリーグアウォーズで優秀副審賞を受賞しました。審判としての技術と知識を深める中、2009年にはJFA1級審判インストラクターの資格も取得しました。2012年から2013年にかけては、日本サッカー協会からシンガポールサッカー協会への派遣で審判インストラクターとしてシンガポールで活動しました。

また、職業としては高校教師であり、サッカー部の監督を務める傍ら、教育者としても若者たちの成長に貢献しています。具体的には、京都府立城陽高校のサッカー部を指導し、ここでも第73回全国高等学校サッカー選手権に出場するなど、多くの学生たちにサッカーの楽しさや技術を伝えています。

選手経歴

• - 京都教育大学 での活動を経て
• - 京都紫光サッカークラブにてプロとしてのキャリアを経験

審判実績

• - 1級審判として数多くの大会での審判を担当
• - U-17世界選手権やワールドカップ最終予選、トヨタカップでの副審経験

山口森久は選手としての活動を経た後も、サッカー界で非常に重要な役割を果たし続けており、若い選手たちの育成にも尽力している点が評価されています。

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