山口県バス協会

公益社団法人山口県バス協会について

公益社団法人山口県バス協会（Yamaguchi Bus Association）は、1976年に設立された団体で、山口県内のバス事業者を支援し、そのサービス向上を目指しています。この団体の目的は、バス事業の経営基盤を強化するとともに、地域住民の公共交通に対する福祉を促進することです。事務局は山口市葵一丁目に位置しており、地域に密着した活動を行っています。

沿革

この協会の歴史は1947年にまで遡ります。当初、任意団体として設立され、その後1976年に社団法人へと改組され、公益社団法人としての地位を確立しました。長年にわたり、地域のバス事業者の連携のもと、公共交通網の発展に貢献しています。

概要

2016年5月31日現在、山口県バス協会には50の事業者が会員として参加しており、それぞれが地域における公共交通の役割を果たしながら、協力し合っています。これにより、バスサービスの質が向上し、より多くの利用者に満足してもらえるよう努めています。

主な事業活動

山口県バス協会は多岐にわたる活動を行っています。以下はその主な内容です：

1. 旅客自動車運送事業の調査研究 - 協会は、バス運営に関する調査や研究を行い、その知識を会員の中で普及させます。

2. 業務の指導 - バス事業者への業務指導を行い、効率的かつ安全な運営を進めます。

3. バス施設の整備支援 - バス停やターミナルなど、バス施設の整備に対して助成を行い、利用しやすい環境を整えることに寄与しています。

4. 旅客サービスの向上に関する活動 - 利用者のニーズを把握し、サービスの質を向上させる取り組みを推進しています。

5. 生活交通推進会議の運営 - 「みんなが利用したくなる生活交通推進会議」の事務局を運営し、地域住民の意見を基にした交通の改善を図っています。

6. やまぐちバス博 - 年に一度、4月に開催されるこのイベントでは、公共交通の重要性を伝えるための様々な展示やワークショップが行われ、地域住民に向けた交通の普及啓発を実施しています。

まとめ

公益社団法人山口県バス協会は、山口県のバス事業者を結びつけ、公共交通の質を向上させるために多岐にわたる活動を展開しています。地域住民が快適に利用できる交通サービスを提供することを目指し、今後もサービス向上に努めていくことでしょう。

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