山口祐之

山口祐之（やまぐち ひろゆき）のプロフィール

基本情報

• - 生年月日: 1972年8月15日
• - 出身地: 長野県長野市
• - ポジション: セッター
• - 旧姓: 市橋

バレーボールキャリアのスタート

山口祐之は中学1年生の時にバレーボールを始めました。彼は長野県を代表して1987年のさわやか杯に出場し、才能を早くから発揮していました。その後、強豪として知られる岡谷工業高等学校に進学し、1990年にはインターハイで準優勝を果たし、優秀選手賞を受賞します。この頃から、彼の名が広まり始めることになります。

大学時代と国際大会経験

岡谷工業高等学校を卒業後、山口は筑波大学に進学。大学では全日本インカレで3度のベスト4入りを達成し、勝利への道を歩んでいきました。さらに、国際大会にも積極的に参加し、1989年の世界ユースや1991年の世界ジュニア、1995年のユニバーシアードなどに出場し、国際的な経験を積んでいきました。

プロ選手としての活躍

1994年、山口は新日鐵ブレイザーズに内定選手として加入。ここでの10年間は、彼の選手としてのキャリアの中で特に重要な時期となりました。2001/02シーズンからはキャプテンを務め、2004/05シーズンには兼任コーチとしても指導に携わります。

指導者としての道

2005年に堺を離れた後、山口は女子バレーボールに転向し、デンソーエアリービーズのコーチに就任しました。2011年には全日本女子ジュニアのコーチに、同年には全日本女子のサーブ担当コーチにも選ばれ、28年ぶりのオリンピック銅メダル獲得に寄与しました。さらに、2014/15シーズンからデンソーの監督に昇格し、活躍を続けます。

2015/16シーズンにはチームがVチャレンジリーグに降格するという試練を経験しましたが、その後の2016/17シーズンにはVプレミアリーグに復帰を果たします。2017年5月には川北元監督の招聘を受けて退任し、ゼネラルマネージャーに就任しました。

受賞歴

• - 2000年: 第6回Vリーグ ベスト6
• - 2002年: V・サマーリーグ MVP
• - 2005年: 第54回黒鷲旗全日本選手権 ベスト6

所属クラブと指導者経歴

• - 長野市立東部中学校
• - 岡谷工業高等学校
• - 筑波大学（1991-1995年）
• - 堺ブレイザーズ（1995-2005年）: 選手兼コーチ
• - デンソーエアリービーズ（2007-2017年）: コーチ（2007-2014年）、監督（2014-2017年）

山口祐之のキャリアは、自身の選手生活と指導者生活の両面で多くの人々に影響を与えており、バレーボール界における重要な人物と言えます。

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