山口颯斗

山口颯斗：才能と努力で掴んだバスケットボール人生

山口颯斗選手は、1998年生まれの日本のプロバスケットボール選手です。栃木県鹿沼市出身で、現在はB.LEAGUEの長崎ヴェルカに所属し、シューティングガード/スモールフォワードとして活躍しています。

飛躍への軌跡：学生時代からプロへの道

鹿沼市立西中学校、正智深谷高校とバスケットボールに打ち込んだ山口選手は、筑波大学に進学。1年生からインカレ（全日本大学バスケットボール選手権大会）に出場し、3年生時にはチームを優勝に導き、優秀選手賞を受賞するなど、学生時代からその才能を大きく開花させました。

大学卒業間近の3年時には地元・宇都宮ブレックスで特別指定選手として契約。しかし、新型コロナウイルスの影響により、思うように試合に出場することはできませんでした。それでも4年次のインカレでは準優勝に貢献し、敢闘賞と得点王を獲得。

大学卒業後、レバンガ北海道と特別指定選手契約を結び、2021年4月に正式契約。主力選手として活躍する傍ら、チームの公式TikTok部部長に就任するなど、多方面で才能を発揮しました。

2022-23シーズンからは茨城ロボッツに移籍。2023-24シーズンでは52試合に出場し、平均10.9得点、4.6リバウンド、2.4アシストという素晴らしい成績を残し、チームのB1残留に大きく貢献しました。

そして2024-25シーズン、さらなる成長を目指し、長崎ヴェルカに移籍。新たな環境で更なる活躍が期待されています。

日本代表への選出

2024年11月21日、FIBAアジアカップ2025予選Window2のモンゴル戦で、念願の日本代表メンバーに選出されました。長年の努力が実を結び、日本代表として国際舞台に立つという大きな目標を達成しました。今後の活躍にも注目が集まります。

プライベート：努力と才能、そして人との繋がり

山口選手は、中学時代の同級生にプロ野球選手である埼玉西武ライオンズの今井達也選手がいます。幼少期は高身長の父親の影響で肥満体型でしたが、高校時代に体重を74kgまで絞り込むなど、努力を惜しまない人物です。

父親は元実業団選手で、宇都宮市内のバスケットボールスクールで指導を行っており、山口選手の中学時代は部活動とスクールで鍛錬を積みました。

教員免許と日本バスケットボール協会公認D級コーチの資格も取得しており、選手としての活躍だけでなく、指導者としての将来も期待されています。

まとめ：未来を担う若きスター

山口颯斗選手は、学生時代からの活躍、そしてプロでの着実な成長、そして日本代表選出と、輝かしい経歴を歩んでいます。持ち前の才能と努力、そして周囲の人々との繋がりを活かし、今後も日本のバスケットボール界を盛り上げていくことでしょう。今後の活躍に期待しましょう。

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