山崎弘士

山崎 弘士について

山崎弘士（やまざき ひろし）は、1945年12月4日生まれのラジオパーソナリティーで、多岐にわたるメディア活動を行っている。岡山県津山市出身で、津山市立北中学校から岡山県立津山高等学校、そして立命館大学法学部を卒業後、1968年に近畿放送（KBS京都）に入社し、アナウンサーとしてのキャリアをスタートさせた。人柄や語り口に親しみやすさがあり、ひょうきんなキャラクターが特徴である。

キャリアのスタート

山崎は大学時代に放送クラブに参加し、外部のイベントやコンサートの司会を通じて経験を積んだ。彼は小島正雄の弟子となることを希望したものの断られ、アナウンサーを目指すこととなった。1976年から1979年には、東京支社に勤務し、「ふれあい情報にしひがし」などの番組を担当し、東京でもその名を広めた。特にジャズに対する造詣が深く、自ら制作した深夜のジャズ番組「minton's creek」をもつなど、その活動は多岐にわたる。

魅力的なパーソナリティ

放送界での知名度は、彼の個性的な髪型や低音の声から来る愛称によって増幅された。特に1960年代のテレビドラマ「コンバット!」に登場するドイツ兵士の鉄兜に似ているとの理由で「コンバット山崎」と呼ばれるようになり、また自らが演じたキャラクター「比叡山のおサルの三吉」からも愛称が定着した。これらのニックネームは、彼のユニークな存在感を際立たせている。

音楽への情熱

山崎は1969年にレコードデビューを果たし、その後も「一人ぼっちの野原」や「レモン色の恋」などの音楽活動を行っている。さらに、2002年には京都高島屋とコラボレーションした「山ちゃんあんぱん」が発売され、特徴的な髪型を焼印として使用されるなど、多様な展開があった。

担当番組

彼は数多くのラジオ番組を担当してきた。中でも、「山崎弘士のGOGOリクエスト」は特に知られた番組で、地元リスナーにとっては欠かせない存在である。また、過去に出演した番組では、「おはようサンシャイン」や「お昼は天国」、「満員御礼!」など、帯番組も幅広く手掛けてきた。

メディア活動の多様性

単にアナウンサーやパーソナリティーにとどまらず、山崎は2001年にKBS京都の局長に就任し、後には常務取締役として経営に関わっていた。地元のイベントにも積極的に参加し、明るく親しみやすいスタイルで多くの人々と接してきた。ラジオ界だけでなく、テレビ番組にも出演し、その活躍は多岐にわたる。

まとめ

山崎弘士は、アナウンサーとしての基盤を持ちながら、音楽、ジャズ、ラジオ、イベントなど多方面で活躍している魅力的なパーソナリティーである。彼の影響力とファンへの愛情は、今後も続いていくことでしょう。

もう一度検索