山崎明裕

山崎 明裕（やまざき あきひろ）

山崎明裕氏は、1966年7月10日生まれの日本の実業家です。東京都を出身地とし、特に食品業界における要職を歴任したことで知られています。

彼のキャリアは、上智大学経済学部での学業を終えた後の1989年に始まります。同年4月、当時の株式会社三菱銀行（現在の株式会社三菱東京UFJ銀行）に入行し、金融の世界で第一歩を踏み出しました。

銀行での経験を積んだ後、1995年にエスビー食品株式会社に入社します。食品業界へと活躍の場を移した山崎氏は、同社内で順調にキャリアを重ねていきました。

エスビー食品での初期の役職としては、2001年に営業本部長代理を務め、営業部門の要職に就きました。その後、2003年には執行役員に昇進し、経営の一翼を担うこととなります。さらに、2005年には取締役執行役員、2007年には取締役常務執行役員と、段階的に重要な役職を歴任しました。

経営の中枢へと進み、2009年には専務取締役に就任します。そして、2011年には同社の代表取締役副社長に就任し、経営陣の最上位に近い立場で会社の運営に深く関わることとなりました。

そのリーダーシップと実績が認められ、2014年には代表取締役会長に就任します。エスビー食品グループ全体の経営を統括する最高責任者の一人として、会社の舵取りを担いました。その後、2016年には取締役会長となり、引き続き経営に関与します。

そして、2017年には取締役として、会社の経営を見守る立場となりました。

このように、山崎明裕氏は金融業界でのキャリアをスタートさせた後、エスビー食品にて約20年以上にわたり、営業部門から執行役員、そして副社長、会長と、幅広い役職を歴任し、同社の発展に貢献した実業家です。特に、代表取締役副社長および代表取締役会長という重要なポジションを務めたことは、彼のキャリアにおける特筆すべき点と言えるでしょう。

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