山崎静代

山崎静代

山崎静代（やまさき しずよ、1979年2月4日生まれ）は、日本の著名な女性お笑いタレントであり、女優、元ボクサーでもあります。彼女はお笑いコンビ「南海キャンディーズ」でボケ担当として知られており、愛称は「しずちゃん」です。相方は「山ちゃん」として知られる山里亮太で、二人はNSC大阪校22期の同期として活動を始めました。京都府福知山市で生まれ、大阪府茨木市で育った彼女は、現在は吉本興業に所属しています。

生い立ちと学生生活

山崎は出生時に5000gという大きな体重で生まれました。彼女の教育は、茨木市立春日小学校から始まり、のちに茨木市立西中学校、大阪府立茨木西高等学校、そして聖和大学短期大学部を卒業しました。在学中は陸上部や女子サッカー部に所属し、運動能力に優れていました。幼少期からアイドルに憧れを持ち、多くのオーディションに挑戦するも、なかなか結果に結びつきませんでした。短大時代には、同級生と女性コンビ「西中サーキット」を結成し、ボケ担当としてネタ作りにも携わりました。

芸人としてのデビュー

西中サーキットはNSCに入学せずにオーディションを受けて吉本に所属しました。2002年にはABCお笑い新人グランプリで審査員特別賞を受賞し、関東の深夜番組でも活躍しますが、相方の引退により一度解散。2003年には山里の誘いで「南海キャンディーズ」を結成し、ボケ担当としての道を歩みます。

趣味や特技

山崎は多才な人物であり、趣味としてボクシングや漫画、絵を描くことが挙げられます。特に漫画には強い愛着を持ち、部屋には様々なグッズが飾られています。絵描きとしても才能を発揮し、『プレバト!!』では特待生の称号を得ています。2023年には自身の作品を展示した個展も開催しました。ボクシングに関しては、2007年から本格的に取り組み始め、時間をかけてアマチュア選手として活動しています。

ボクシングへの関与

彼女のボクシングの道は、ドラマ出演を機にトレーナーから指導を受けることで本格化。2012年にロンドンオリンピックの出場を目指して練習に励むものの、最終的には五輪出場を逃してしまいます。その後も競技への情熱は衰えず、オリンピックの年齢制限変更を受けて、再び挑戦への道が開かれることを期待していましたが、2015年には「体力の限界」を理由に競技を引退しました。

私生活と最新の活動

2022年、山崎は俳優の佐藤達と婚約、すぐに入籍したことを発表しました。女優としても活動を続け、様々な映画やテレビドラマに出演しています。また、福島県いわき市を舞台とした映画『フラガール』に出演したご縁から、2020年オリンピック聖火ランナーとしても参加しました。彼女は多才な活動を通じてエンターテインメント界で存在感を放ち続けています。

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