山形市立第十中学校

山形市立第十中学校について

山形市立第十中学校（やまがたしりつ だいじゅうちゅうがっこう）は、山形県の山形市に所在する公立中学校です。この学校は略称として「十中」（じゅっちゅう）と呼ばれています。1983年に設立され、山形市内で最後に開校した中学校でもあります。

学校の概要

開校当初は田園風景の広がる地域に位置していましたが、近年周辺地域の発展が進み、現在では市内で生徒数が3番目に多い中学校となっています。これは、地域の人口増加とともに学校需要が高まったことの表れです。現代の学生たちには、最新の教育設備が整えられており、授業においてもICTの活用が進んでいます。

学校の沿革

この学校の歴史は1983年4月1日に始まり、山形市立第三中学校および第六中学校から分離して設立されました。
その後、学校設立から数年おきに記念式典が行われており:

• - 1988年：創立5周年の祝典
• - 1992年：創立10周年の祝典
• - 2003年：創立20周年の祝典
• - 2013年：創立30周年の祝典
• - 2020年：全生徒にタブレット端末が配布され
• - 2023年：冷風機と電子黒板が設置されました。

来年2024年には40周年を迎え、防犯カメラの設置も計画されています。

学校教育の目標と校歌

山形市立第十中学校は、教育を通じて地域社会に貢献することを目指しており、校歌は真壁仁の作詞、丸子喜一の作曲によるものです。

部活動の様子

部活動も盛んで、運動部には野球、サッカー、バスケットボール、バレーボール、ソフトテニス、バドミントン、柔道、剣道、水泳、陸上があります。文化部では吹奏楽部が特に知られており、2013年から2019年には東北大会に進出し、全国大会にも出場するなど高い評価を受けています。また、美術、科学、パソコン、総合文化の部も活発に活動しています。

学区と所在地

この学校の学区には山形市立南沼原小学校、南小学校の一部、第六小学校の一部、宮浦小学校の一部、桜田小学校の一部が含まれています。所在地は、山形市若宮一丁目10番12号です。

不祥事について

2023年8月24日、暑さ指数が「危険」と表示された日に体育祭の練習を強行し、13人の生徒が熱中症の症状で救急搬送されるという問題が発生しました。この件に関して、山形市教育委員会は練習続行が適切ではなかったとの見解を示しました。

著名な出身者

この学校からは堀井有蘭（バレーボール選手）、朝倉さや（シンガーソングライター）、粟野健翔（サッカー選手）、田中真美（東北大学教授）など、さまざまな分野で活躍する著名な人材が輩出されています。

まとめ

山形市立第十中学校は、地域に根ざした教育を提供しつつ、最新の教育技術を取り入れて次世代を担う学生を育成しています。今後も、多くの生徒たちが成長し、活躍する場を提供し続けることでしょう。

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