山形市野草園

山形市野草園

山形市野草園は、山形県山形市神尾にある植物園で、一般財団法人山形市都市振興公社が管理運営を行っています。山形市制百周年を記念して整備され、1993年4月に開園しました。

概要

園内は、大平沼を中心とした馬蹄形の緩やかな斜面と急斜面からなる、広さ26ヘクタールの広大な敷地を有しています。この広大な敷地の中で、野草を中心に様々な植物が管理育成され、植栽展示されています。「自然と人間との共生」を理念として掲げ、四季折々の植物の姿を楽しむことができます。園内には、野草や樹木合わせて約850種もの植物が自生・育成されており、訪れる人々を魅了しています。なお、ペット同伴での入園は禁止されています。

施設概要

園内は主に以下の6つのゾーンに分かれています。

1. 花の草原：広々とした草原に様々な野草が咲き誇ります。
2. シンボルゾーン：園のシンボルとなる植物が植えられています。
3. 自然ふれあいゾーン：自然と触れ合いながら散策を楽しめます。
4. 友好姉妹都市ゾーン：友好都市にちなんだ植物が植えられています。
5. 観察ゾーン：様々な植物を観察できます。
6. いこいのゾーン：休憩や食事を楽しめるスペースです。

利用時間

4月～5月：午前9時～午後4時30分（入園は午後4時まで）
6月～8月：午前9時～午後6時（入園は午後5時まで）
9月～11月：午前9時～午後4時30分（入園は午後4時まで）

交通

バス：
山形駅より西蔵王・野草園行きのバスに乗車し、終点にて下車。

車：
山形自動車道山形蔵王インターチェンジから西蔵王高原ラインを経由し、蔵王温泉方面へ約15分。

休園日

毎週月曜日（月曜日が祝日の場合はその翌日）
冬期間（12月～3月）

入園料

個人：大人300円、高校生以下無料
団体（20名以上）：大人240円、高校生以下無料

その他

山形市野草園は、日本植物園協会にも加盟しています。

参考文献

山形放送株式会社新版山形県大百科事典発行本部事務局編 『新版山形県大百科事典』 山形放送、1993年。

外部リンク

山形市野草園

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