山本ゆう

山本 ゆう

山本 ゆう（やまもと ゆう）は、1998年1月19日生まれ、長野県出身の日本のグラビアアイドル、タレントです。現在はElla promotionに所属し、以前はノクターンエンターテイメントに籍を置いていました。

来歴と活動

高校を卒業後、山本ゆうは上京し、2018年に新宿2丁目で偶然立ち寄ったゲイバーでスカウトされたことをきっかけに、芸能活動を開始しました。その翌年、2019年4月19日には自身初となるイメージDVD『ミルキー・グラマー』をリリースし、グラビアの世界に足を踏み入れます。

グラビア活動と並行して、様々な分野で活躍の場を広げます。2019年8月にはキックボクシングイベント「KNOCK OUT」のラウンドガールに選ばれ、注目を集めました。さらに、2020年6月1日発売の『週刊プレイボーイ』誌上で企画された「雨宿りしたい次世代下乳番付」において、西の横綱として紹介され、そのグラマラスな体形が大きな話題となりました。

格闘技イベントとの関わりは深く、2021年8月25日には総合格闘技団体「RIZIN」の公式マスコットガール「RIZINガール2021」の一員に選出されます。翌2022年もオーディションを経て「RIZINガール2022」に連続して選ばれ、年間を通じてイベントに華を添えました。

モータースポーツの世界でもその存在感を示しています。2023年6月には、鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦する有力チーム「ヨシムラSERT Motul」を応援する「2023 DENSOレースクイーン」に抜擢されました。さらに、2024年にも引き続き「2024 DENSOレースクイーン」として2年連続で同チームをサポートすることが決定しています。

人物像

山本ゆうは多才な一面を持っており、趣味はアニメ鑑賞、特技としては楽器演奏（ドラムやカバサ）や、両手で同時に同じ絵を描くことができるという器用さを持っています。

芸能界に入る前は、美容系の専門学校に通っていましたが、途中で学業を辞め、アルバイトやニートとして過ごしていた時期があったといいます。特に明確な目標がなく、将来に対する漠然とした不安を感じていた最中にスカウトを受けたことが、彼女にとって大きな転機となり、芸能界へと進むきっかけとなりました。

グラビア活動を始める上で、グラビアアイドルの葉月あやを深く尊敬し、憧れの存在としていました。インタビューでは、「あやさんの存在を知らなかったら、たぶんグラビアはやってなかったと思います」と語っており、仕事で一緒になった際には直接その思いを伝えたそうです。

自身の体形、特に胸が大きいことを自覚したのは中学3年生の修学旅行時とのこと。正確なカップ数を知ったのは仕事を始めてからで、当初Fカップだと思っていたものが、実際にはHカップだったというエピソードを明かしています。最大のセールスポイントとして「Hカップのおっぱい」を挙げており、学生時代にはコンプレックスだった大きな胸が、この仕事を通じて自信に繋がり、自身の最大の魅力だと感じられるようになったと述べています。

運動は元々苦手でしたが、写真集の撮影やラウンドガールとしての活動をきっかけに、体作りへの意識が高まり、トレーニングに取り組むようになったそうです。

お酒も好きで、かなりの強さを持ち、過去にはテキーラを一夜で30杯飲んだ経験もあると語っています。また、撮影時の緊張を和らげるために、お酒を飲んでから臨んだこともあったと正直に明かしています。

芸能界入りの際の印象的なエピソードとして、初めて竹書房の面接を受けた際、派手な金髪と濃い化粧という見た目が理由で「出直して」と言われた経験があります。しかし、2度目の面接では髪を黒くし、化粧を薄めにすることで合格を勝ち取りました。

作品・出演

山本ゆうは、多数のイメージビデオ、VR作品、動画配信に出演し、グラビアアイドルとしての地位を確立しています。また、『あなただけ』などの写真集や、多くの電子書籍も刊行しています。

メディア露出も幅広く、テレビ番組、ラジオ、インターネットテレビなどに出演。さらに、映画や多くの舞台作品にも参加しており、女優としても活動の幅を広げています。ラウンドガールとしてKNOCK OUTやRIZINといった主要な格闘技イベントに登場するほか、鈴鹿8時間耐久ロードレースのレースクイーンとしても活躍するなど、多様な分野でその魅力を見せています。

グラビア活動を主軸としながらも、タレントとして多角的な活動を展開し、ファンを魅了し続けています。

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