山本和音

山本和音

山本和音（やまもと かずね）は、日本の漫画家。千葉県出身。

略歴

2007年、山本かずね名義で『100ドルは安すぎる』がジャンプ十二傑新人漫画賞を受賞。審査員は人気漫画家の空知英秋氏でした。同年、『赤マルジャンプ』2008 WINTERに同作が掲載され、デビューを果たします。

その後も山本かずね名義で活動を続け、2011年には『恋と夜をかけろ』がマガジングランプリ（MGP）2011年5月期の佳作を受賞。2015年には『太陽からの手紙』がえんため大賞コミックグランプリを受賞しています。

2015年以降、ペンネームを現在の山本和音に改め、漫画誌『ハルタ』（KADOKAWA）を中心に作品を発表しています。

美大出身であり、2021年時点でも漫画制作はフルアナログ。ペン入れにはミリペンを使用するなど、手作業ならではの温かみのある作風が特徴です。初めて読んだ漫画は丹羽啓介氏の『キャットルーキー』であると公言しています。

作品リスト

連載

星明かりグラフィクス（『ハルタ』volume40（2016年12月15日） - volume59（2018年11月15日））
生き残った6人によると（『ハルタ』volume76（2020年7月15日） - Vol.119（2024年11月15日））

読み切り

特記のない限り、山本和音名義。

100ドルは安すぎる（『赤マルジャンプ』2008 WINTER） - 山本かずね名義。デビュー作。
恋と夜をかけろ（『マガメガ』2011年） - 山本かずね名義。
プランビー（『別冊少年マガジン』2012年12月号） - 山本かずね名義。単行本未収録。
怪獣警報（『マガラボ』2013年2月） - 山本かずね名義。
夏を知らない子供たち（『ハルタ』volume34（2016年5月14日））
まどか、田園へ行く（『ハルタ』volume36（2016年7月15日））
カバー・ストーリー（『ハルタ』volume45（2017年6月15日）） - 単行本未収録。
雨は止んだか（『ハルタ』volume45（2017年6月15日））
銀河鉄道の女（『ハルタ』応募者全員サービス小冊子「スレンダーフェローズ」（2018年5月））
コーディネートレンジャー（『ハルタ』volume56付属小冊子「変身フェローズ」（2018年7月14日））
カバー・ストーリー（『ハルタ』volume65（2019年6月14日）） - 単行本未収録。
ナイトゲーム（『ハルタオルタ』2019-AUTUMN（2019年9月14日））
中学生はよく食べる（『ハルタ』volume74付属小冊子「弟Fellows!」（2020年5月15日））
新星が破竹の勢いで（『ハルタ』volume97付属小冊子「ロマンスグレーフェローズ」（2022年9月15日）） - 単行本未収録。
三郷市総合体育館裏階段にて（『ハルタオルタ』2023年7月13日） - 同サイト初の読み切り作品。
10,000ドルの煙（『ハルタ』volume121書店購入特典小冊子「シガレットフェローズ」）

書籍

星明かりグラフィクス（ハルタコミックス、KADOKAWA、全3巻）
生き残った6人によると（ハルタコミックス、KADOKAWA、全7巻）
夏を知らない子供たち 山本和音作品集（ハルタコミックス、KADOKAWA）

イラスト

ハルタショップ&ミュージアム in ゲーマーズ / 帰ってきたハルタグランドフェア（2016年1月- 6月） - 『ハルタ』応募者全員サービス小冊子「レコメン・ポップ・フェローズ」（2017年4月）収録。
表紙イラスト（『ハルタ』volume45（2017年6月15日））
表紙イラスト（『ハルタ』volume65（2019年6月14日））
表紙イラスト（『ハルタオルタ』2019-AUTUMN（2019年9月14日））
化物画廊（『週刊少年マガジン』2020年24号） - 漫画単行本『化物語』（原作：西尾維新 漫画：大暮維人）第11巻特装版収録。

など、幅広い分野で活躍しています。

外部リンク

* 山本和音 (@menoirokaeru) - X（旧Twitter）

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