山本崇一朗

山本 崇一朗（やまもと そういちろう）

山本崇一朗は1986年5月30日生まれで、日本の小豆島を故郷とする漫画家です。彼は京都精華大学芸術学部を卒業し、片山ユキヲのアシスタントとして漫画業界に足を踏み入れました。その後、2011年に開催された第69回小学館新人コミック大賞で佳作を受賞し、翌年には『ゲッサン』にて読切作品『恋文』でプロデビューを果たします。

経歴

山本は2013年に『からかい上手の高木さん』の連載を開始し、多くの読者から支持を受けることになります。その作品では、思春期の青春や恋愛をほのぼのと描くことに成功しました。同年には『ふだつきのキョーコちゃん』も連載し、2016年には完結します。

さらに、2018年からは『くノ一ツバキの胸の内』を連載開始し、2019年には『それでも歩は寄せてくる』の連載を『週刊少年マガジン』にてスタートさせました。同年、彼は別のプロジェクトとして『怪獣のトカゲ』の原案を担当しました。

2021年には『からかい上手の高木さん』で第66回小学館漫画賞(少年向け部門)を受賞し、2023年にそのシリーズが完結。また、『それでも歩は寄せてくる』も同年に完結を迎えます。2024年には新たな連載『マネマネにちにち』を『ゲッサン』で開始する予定です。

作風

彼の作品には、思春期の男女のもどかしい感情やほのぼのとした日常が色濃く描かれています。特に『からかい上手の高木さん』の主人公である高木さんや『ふだつきのキョーコちゃん』の札月キョーコのユニークなキャラクター造形が特徴的です。これらのキャラクターは、しばしば広い額を持っており、山本はそのスタイルを気に入っているようです。

また、山本は自らのTwitterで、広い額を持つキャラクターとして『アイドルマスター』の水瀬伊織や『NARUTO -ナルト-|NARUTO_-ナルト-』の春野サクラなどのイラストも投稿しており、これが彼の作風に多大な影響を与えていると言えます。

主な作品リスト

彼の作品には多くの連載があり、例えば『からかい上手の高木さん』（原作・漫画）、『ふだつきのキョーコちゃん』、そして最新の『くノ一ツバキの胸の内』などがあります。

短編集

• - 恋文 -山本崇一朗短編集-：彼の過去の短編作品が収められた一冊。
• - ロマンチック -山本崇一朗（裏）短編集-：未公開作品や受賞作を一つにまとめたもの。

読切作品

いくつかの読切作品も手掛けており、『ロマンチック』（2010年）、『恋文』（2012年）、『歩いて下校』などがその代表作です。

受賞歴

山本は『からかい上手の高木さん』で第66回小学館漫画賞を受賞し、その作品は多くのファンに愛されることとなりました。また、彼は他にもいくつかの新人賞や漫画賞での受賞歴があり、その実力を広く認められています。

師匠

彼は片山ユキヲを師匠とし、その影響を受けて漫画家としての道を歩み続けています。

外部リンク

• - Twitter
• - Instagram
• - pixiv

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