山本康二

山本康二：若者と世界を繋ぐ実業家

山本康二（やまもと こうじ）は、1971年10月22日生まれの実業家であり、グローバルパートナーズ株式会社（旧アリババマーケティング）の創業者社長として知られています。通称「ゾス山本」として親しまれ、若者と企業、そして世界を繋ぐことをミッションに掲げています。光通信時代には取締役、常務取締役を歴任し、1万人の組織を構築、累計1兆円の売上を達成するなど、輝かしい実績を残しました。また、クレイフィッシュ（現e-まちタウン）やユニバーサルソリューションシステムズ（現INEST）の代表取締役などを務め、数々の企業の成長に貢献しています。

若き日の探求

埼玉県所沢市で生まれ育った山本氏は、幼少期から向学心に富み、ボーイスカウトに熱心に取り組みました。所沢市立富岡中学校ではバレーボール部主将と生徒会長を兼任し、学業でもオール5を達成する神童ぶりを発揮。埼玉県立川越高等学校に進学後は、周囲の同級生とは異なる道を歩み、尾崎豊の世界に傾倒。既存の価値観に疑問を持ち、独自の哲学を追求しました。東京国際大学商学部では、メディア、統計学、マーケティングなどを学び、IT技術の重要性を認識。在学中にアメリカ留学を経験し、多様な価値観に触れました。

光通信での飛躍

1995年、光通信に入社。インターネットメディア事業やパートナーシップ事業など、法人向け事業で目覚ましい成果を上げ、国内トップシェアを獲得に貢献。28歳という若さで取締役に就任し、“伝説の営業マン”として名を馳せました。2008年には常務取締役に昇進し、1万人の組織を率いる立場となりました。

起業とグローバル展開

2009年、海外進出支援事業の可能性に着目し、アリババの魅力と可能性を確信。ソフトバンクの孫正義氏、光通信の重田康光氏、アリババのジャック・マー氏からの出資を受け、アリババマーケティング株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。アリババを通じた海外進出支援事業を展開し、日本企業のグローバル展開をサポートしました。2013年には、グローバルパートナーズ株式会社へ商号変更し、MBOを実施。「若者と、企業と、世界をつなぐ」というビジョンのもと、中小企業支援体制を強化しました。セブ島での語学研修事業やドバイでのジャパントレードセンター設立など、グローバル展開を加速させています。

若者支援と教育への情熱

山本氏は、若者の育成に力を入れており、これまでに700名以上の社長を輩出。2021年には、中高生向けのオンライン大学校GPU（Global Partners University）を開校し、キャリア教育をスタートさせました。YouTubeチャンネル「山本康二 | 若者と世界を変える」を開設し、若者へのメッセージを発信しています。

「ゾス！」に込められた想い

山本氏が使う「ゾス！」という挨拶は、光通信時代から使われていたもので、「お疲れっす」が短縮されたものです。2024年に入り、SNSで注目を集めるようになり、幻冬舎の箕輪厚介氏によって「ゾス山本」という名称が広まりました。ABEMA Primeでの特集やYahoo!ニュースへの掲載など、メディアにも取り上げられています。

メディア出演

山本氏は、数々のメディアに出演し、その知見や経験を共有しています。

『就活サバイバルNEO』（YouTubeチャンネル） - レギュラー審査員
『夢叶えるプロジェクト2024』 - 審査員
『Nontitle』（YouTubeチャンネル） - 審査員
『ラファエル倶楽部』（YouTubeチャンネル）
『経済界』（経済界）

関連人物

大久保秀夫

山本康二氏は、実業家としてだけでなく、若者の成長を支援する教育者としても、その手腕を発揮しています。彼の情熱と行動力は、これからも多くの人々に影響を与え続けるでしょう。

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