山本康裕

山本 康裕

山本康裕（やまもとこうすけ）は、1989年10月29日生まれのプロサッカー選手で、静岡県浜松市の出身です。現在、Jリーグの松本山雅FCに所属し、ミッドフィールダーとして活躍しています。

来歴

ジュビロ磐田でのスタート

彼は幼少期からサッカーを始め、特に父親の影響もあってスポーツに打ち込みました。中学校ではジュビロ磐田の育成部門に所属し、高校2年生のときにトップチームにデビューしました。その際、16歳と11ヶ月での出場は磐田史上最年少記録となり、その後も多くの期待を背負って成長していきました。

初めての公式戦出場は2006年の大分トリニータ戦で、ここで彼は印象的なパフォーマンスを発揮しました。さらに翌年にはトップチームでも重要な役割を果たし、さまざまなポジションでプレーしました。特に、ボランチとしてのプレーが評価され、チームに貢献していきました。

アルビレックス新潟への移籍

2014年、ジュビロ磐田がJ2リーグに降格した年に、アルビレックス新潟への期限付き移籍が決まりました。新潟ではサイドハーフとして起用され、リーグ戦で多くの出場機会を得て、2得点をマークしました。この年、彼は新潟での成功を収めたことにより、より多くのチャンスを手にしました。

ジュビロ磐田への復帰

2015年には、再びジュビロ磐田へと復帰します。復帰後も彼はチームにとって重要な選手となり、特に2016年と2017年には長期の負傷からの復活を果たしました。2018年には、復帰後初得点を記録し、チームの成功に貢献しました。特に2021年にはキャプテンとして、リーグ戦40試合に出場し、チームのJ2優勝とJ1昇格への道を切り開きました。

松本山雅FCへの移籍

2023年には、松本山雅FCへ完全移籍することが発表され、新しい挑戦への一歩を踏み出しました。

人物・エピソード

山本康裕は、サッカー選手としてのキャリアの中で憧れの選手として、磐田の名選手である中山雅史と福西崇史の名前を挙げています。彼は特に中山について、「ヒーロー」として尊敬しており、そのプレースタイルから多くの影響を受けていると語っています。また、山本自身の背番号である23番は福西がかつて身に着けていた番号であり、彼の意志を受け継ぐ存在となっています。

彼は2019年に一般女性と結婚したこともあり、私生活でも幸せな家庭を築いているようです。現在もプロサッカー選手として活躍し続け、今後の成長や挑戦に期待が寄せられています。彼の人生とキャリアは多くのサッカーファンにとって、さらなるインスピレーションとなるでしょう。

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