山本翼

山本翼：元ラグビー選手の軌跡

山本翼（やまもと つばさ）は、1983年2月10日に兵庫県神戸市で生まれた元ラグビー選手で、ポジションはプロップ（PR）として活躍しました。彼のニックネームとしては「つばさ」や「もっさん」が広く知られています。

幼少期からのスタート

山本は小学校の頃からスポーツへの情熱を抱き、当初は野球を始めました。そして、中学校では野球部に所属し、アスリートとしての基礎を築きました。しかし、兵庫県立芦屋高等学校に入学した日に、ラグビー部からの誘いを受けたことが転機となりました。彼はそのままラグビー部に入部し、3年時には兵庫県選抜にも選出されるなど、ラグビーにおいて素晴らしい成績を収めました。

大学生活とラグビー

高校卒業後、山本は慶応義塾大学への進学を目指しましたが、残念ながら不合格という結果に終わります。この結果を受け、彼は1年間の浪人生活を経て、同志社大学へと進学し、そこでラグビー部に入部しました。在学中の彼は2年目からレギュラーとして活躍し、関西大学リーグでは無敗を誇り、全国大学選手権大会では3年連続でベスト4に輝くなど、その名をとどろかせました。

プロとしてのキャリア

大学卒業後、当初は金融業界への就職が内定していましたが、神戸製鋼コベルコスティーラーズからの勧誘が彼の心を再びラグビーへと引き寄せました。その後、神戸製鋼所へ入社し、ラグビーを続ける決断をしました。彼のプロキャリアは順調に進み、入社1年目のシーズンには全ての試合にメンバー入りを果たし、さらには関西代表に選ばれるなど、多くの実績を上げました。

引退とその後の活動

2010～11年のシーズンをもって、山本は現役を引退します。しかし、引退後もラグビーに対する情熱は冷めることなく、2012年から2014年にかけては神戸製鋼所の社員として仕事を続ける一方、甲南大学ラグビー部のヘッドコーチを務め、後進の育成に力を注ぎました。彼のキャリアは多岐にわたり、アスリートとしての素晴らしい実績を持ち続けているのです。

結論

山本翼は、幼少期からラグビー選手として成長し、大学のラグビーでの成功を経て、プロ選手としても輝かしいキャリアを送った人物です。その後のコーチとしての活動も含め、彼のラグビーに対する情熱は今もなお続いています。

もう一度検索