山梨学院大学サッカー部

山梨学院大学サッカー部

山梨学院大学サッカー部は、山梨県甲府市に位置する山梨学院大学に属するサッカーチームです。2005年に創部され、以来地域の大学サッカーの中で重要な役割を担っています。部の運営は、山梨県立韮崎高等学校の元監督である横森巧氏が総監督として指導し、監督にはセレッソ大阪の元監督である塚田雄二氏が就任しています。サッカー部は東京都大学サッカーリーグにおいて、県内外での競技に挑む姿勢を持っています。

競技活動の歴史

チームは2009年にヴァンフォーレ甲府との業務提携を締結し、さらなる発展を目指してきました。2010年に都大学リーグ2部で優勝し、翌2011年には1部に昇格。2013年には1部リーグでの優勝を達成しましたが、関東大学サッカー大会では悔しい結果に終わります。

2019年には6年ぶりに都大学リーグ1部を制覇しましたが、昇格決定戦において神奈川大学には惜しくも敗れました。しかし、2022年には再び1部での優勝を果たし、関東大学サッカーリーグ2部への昇格を決めました。リーグ戦での登録名は「山梨学院大学」とされていますが、区別のため愛称は「GALAXIES」として親しまれています。さらに、天皇杯予選にも東京都の枠で参加しています。

関連チームについて

山梨学院大学サッカー部にはいくつかの関連クラブもあります。まず、「山梨学院大学PEGASUS」があり、これはサッカー部の「2番手」として位置付けられ、山梨県社会人サッカーリーグに所属しています。PEGASUSは、2022年には名称を「ペガサス」から「PEGASUS」へと変更し、天皇杯に参加する権利も得ました。

これまでに山梨県サッカー選手権大会では2013年、2019年、2022年に優勝し、新型コロナウイルスの影響で中止になった2020年も推薦を受けて天皇杯に出場しています。初の天皇杯では福島ユナイテッドFCに敗れました。

次に「山梨学院大学ORIONS」があり、これは「3番手」と見なされており、2021年をもって山梨県リーグから脱退しました。2022年には名称が「オリオンズ」から「ORIONS」に変更され、インディペンデンスリーグで活動しています。ORIONSも2012年と2016年に山梨県サッカー選手権大会優勝を果たし、2016年には天皇杯初勝利を記録しています。

特記事項

その他にも、山梨学院大学BRAVESが2021年に新たに結成され、インディペンデンスリーグで活動しています。また、ブラウンベアーズというチームには過去に山梨県リーグ1部での成績もありましたが、活動は休止しています。

女子のチームも存在し、2014年に強化指定クラブとして設立され、関東大学女子サッカーリーグに参入しています。

失格処分に関するケース

山梨学院大学サッカー部内の複数チームが存在する中で、過去には失格処分が下された事例もあります。2021年の天皇杯県予選で、山梨学院大学PEGASUSが勝利し代表権を獲得予定でしたが、出場選手が他チームに出場していたことが規則違反と判断され、試合が没収されました。この事例は、チーム間の選手移動に関する規則の解釈が原因となったトラブルの一例です。

これらの歴史を経て、山梨学院大学サッカー部は地域に根ざしつつ、さらなる目標に向かって邁進しています。

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