山田久美子

山田久美子

山田久美子（やまだ くみこ、1979年2月14日 - ）は、福岡県出身の元バスケットボール選手。ポジションはセンター。そのプレースタイルから、コートネームは多様な意味を持つ「テン」と名付けられた。

プロフィール

出身地: 福岡県
生年月日: 1979年2月14日
ポジション: センター
コートネーム: テン

来歴

バスケットボール選手としてのキャリアは、名古屋短期大学附属高等学校（現・桜花学園高等学校）で開花。全国大会でタイトルを獲得し、その才能を示す。

1997年、高校卒業後に強豪チームであるシャンソン化粧品に入社。全日本代表にも選出され、バンコクアジア大会では金メダルを獲得する。しかし、徐々に出場機会が減少し、新たな活躍の場を求めて移籍を決意する。

2001年、日立ハイテクノロジーズ・スクァレルズ（現・日立ハイテク クーガーズ）に移籍。移籍後は出場機会が増え、チームの得点源として中心的な役割を担う。2002年には世界選手権に出場。

2006年、バスケットボール女子日本リーグの強豪であるJOMOサンフラワーズ（現・ENEOSサンフラワーズ）に移籍。シャンソン化粧品とJOMOという、当時の女子バスケ界を代表する2チームに所属した初の選手となる。JOMOでは、前年度にレギュラーシーズンで敗退したチームの救世主として活躍し、3シーズンぶりの優勝に貢献。同年のドーハアジア大会でも銅メダルを獲得。

2007年には、バスケットボール女子日本代表としてアジア選手権に出場。その後も代表として国際舞台で活躍。

2012年、ロンドンオリンピック世界最終予選で日本代表に復帰。長年の経験と実績を活かし、チームを牽引した。

2014年、長年の現役生活に別れを告げ、引退。

引退後は、JX-ENEOSバスケットボールクリニックのコーチとして、次世代の育成に力を注いでいる。

経歴

名古屋短期大学附属高等学校（現・桜花学園高等学校）
シャンソン化粧品 (1997年～2001年)
日立ハイテクノロジーズ・スクァレルズ (2001年～2006年)
JOMOサンフラワーズ (2006年～2014年)

日本代表歴

1998年世界選手権
バンコクアジア大会
2002年世界選手権
2007年アジア選手権
北京オリンピック世界最終予選
ロンドンオリンピック世界最終予選

関連項目

日本のバスケットボール選手一覧
バスケットボール女子日本リーグ機構
福岡県出身の人物一覧
林五十美 - 高校の同期であり、同じ年に日立ハイテクからJOMOに移籍。

外部リンク

* 山田久美子 - Facebook

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