山田二千華

山田 二千華（やまだ にちか）

基本情報

• - 生年月日: 2000年2月24日
• - 国籍: 日本
• - 所属: NECレッドロケッツ

山田二千華は、日本の女子バレーボール界で注目される選手の一人で、愛知県を拠点に活躍している。彼女のバレーボール人生は、中学校1年生の時に始まり、両親の影響を受けたことがきっかけであった。豊田市立逢妻中学校に入学し、その後すぐにその才能を開花させる。

来歴

中学2年生の時、山田は全国の有望な選手たちとともに選抜され、全日本ジュニアオールスタードリームマッチに参加した。この経験が彼女の選手としての成長の一助となった。中学3年生では、愛知県代表として全国都道府県対抗中学大会にも出場する。このような経験を通じて、山田は豊かな競技経験を積み上げていく。

高校に進学した山田は、特に顕著な成果を上げた。第11回アジアユース女子バレー選手権ではメンバーとして中国を下し優勝。高校最後の年、2017年11月には愛知県大会の決勝で優勝し、8年ぶりの全国大会出場を果たす。彼女はこの時、チームの主将として指導力も発揮した。

2018年に高卒後、山田はNECレッドロケッツに入団。彼女のキャリアは急速に発展し、2019年の第20回バレーボール女子ジュニア世界選手権ではチームの一員として優勝、さらにはアジア選手権でも優勝を果たし、ベストミドルブロッカー賞を受賞。これにより、彼女は日本代表としての地位を確立していく。

2021年に東京オリンピック日本代表として選ばれた山田は、オリンピックの舞台でスタートメンバーとしてプレー。しかし、その試合でのパフォーマンスは期待外れに終わり、自身の成績に対する落胆を経験した。この苦しい瞬間が彼女にさらなる成長を促す契機となった。

2022年、山田は再び日本代表に選出され、ネーションズリーグに出場。彼女は積極的に成長を求め、先輩選手からのアドバイスを受け入れるようになった。特に、世界選手権では、準々決勝のブラジル戦での活躍が印象的で、多くの得点を挙げるも、惜しくもチームは敗れてしまった。

2023年には、V.LEAGUEでチームの優勝に貢献。パリ五輪予選でも活躍し、最終的には五輪出場権を獲得した。2024年には再びV.LEAGUEでチームの優勝を達成し、成長している姿がうかがえる。

人物

身長184cmの山田は、大きな体躯を活かしてチームの中で重要な役割を担い、多くの期待が注がれている。彼女は厳しい指導を受けながらも、自らの成長に努め、常に高い目標を目指している。特に、同じポジションの選手からの言葉を大切にし、成長の糧にしていることが伺える。

球歴

• - 日本代表: 2019年 - 現在
• - オリンピック: 2021年、2024年
• - 世界選手権: 2022年
• - ネーションズリーグ: 2021年、2022年、2023年、2024年
• - アジア選手権: 2019年

所属チーム

• - 豊橋中央高等学校: 2015年 - 2018年
• - NECレッドロケッツ: 2018年 - 現在

まとめ

山田二千華は、これからの女子バレー界を牽引すると期待されている選手であり、その成長と活躍から目が離せない。

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