山田二郎の土曜だワッショイ!

山田二郎の土曜だワッショイ!

『山田二郎の土曜だワッショイ!』は、1979年4月7日から1988年4月9日までの間、TBSラジオで放送されていたワイド番組です。この番組は、毎週土曜日の朝に多彩なコーナーを展開し、多くのリスナーに支持されました。番組名の「ワッショイ」は、元気で楽しい雰囲気を演出しており、その名の通り多くの笑いや感動が詰まった内容となっていました。

放送時間とタイムテーブル

番組は、朝6時30分からスタートし、さまざまなコーナーを通してリスナーを楽しませました。以下は、主なタイムテーブルです。

• - 6:30 - 出前演歌師ただいま参上（司会：水森英夫）
• - 6:40 - スポーツトップニュース
• - 6:45 - 歌のない歌謡曲
• - 7:00 - サラリーマンニュースショー 朝のファンファーレ
• - 7:40 - ウィークエンドダッシュ
• - 7:50 - 季節の話題
• - 7:55 - こどもの心
• - 8:00 - 話題のアンテナ 日本全国8時です
• - 8:20 - 二郎が挑戦!ホームラン劇場
• - 8:30 - 都民ニュース
• - 8:35 - プロ野球名人伝
• - 8:50 - 名調子歌謡曲
• - 8:55 - 芸能かわら版
• - 8:58 - 交通ニュース
• - 9:00 - TBSニュース・気象現況

このような構成により、リスナーは朝から多方面の情報を受け取ることができました。特に「出前演歌師」では、リスナーからのリクエストに応じた演歌の披露があり、温かい雰囲気を醸し出していました。

各コーナーにおいて、山田二郎がユーモアを交えながら進行役を務め、リスナーとの距離を感じさせずに親しみやすい雰囲気を作り上げていました。「二郎が挑戦!ホームラン劇場」などのコーナーでは、リスナー自身が参加できる形式も多く、リスナーの積極的な参加を促していました。

番組の影響

この番組は、放送の期間中に多くのリスナーに愛され、特に家庭や職場の朝の定番として長く記憶に残る存在となりました。土曜日の朝はこの番組を楽しむ時間となり、多くの人々が心をリフレッシュさせる時間を持つことができました。番組を通じて、みんなが一緒に朝のスタートを切るという共感が生まれたのです。

終了とその後

1988年に番組が終了すると、多くのファンから惜しまれ、当時のリスナーたちの心に深く刻まれました。その後のラジオ番組にも多大な影響を与え、多くの後続番組がそのスタイルを参考にしたとも言われています。『山田二郎の土曜だワッショイ!』は、時代を超えて多くの人々に愛され続けている、ラジオ史に名を刻んだ番組の一つです。

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