山田紀美子

山田紀美子：柔道の道と家族の絆

山田紀美子は、1970年4月6日生まれ、埼玉県出身の日本の柔道家です。166cmの身長で61kg級の選手として活躍しました。

高校から大学時代

児玉高校2年生の時に全国高校選手権に出場しましたが、2回戦で敗退しました。その後、日本体育大学に進学し、柔道選手としての才能を開花させていきます。

大学1年生の時には、早くも正力杯で3位入賞を果たします。しかし、強化選手選考会では決勝で敗れ、2位となりました。大学2年生の時には、体重別選手権の決勝で世界選手権3位の小林貴子に敗れて2位に終わりましたが、正力杯では決勝で勝利し、見事優勝を果たしました。さらに、グッドウィルゲームズでは3位に入賞、福岡国際柔道大会では決勝に進んだものの、中国の金香蘭に敗れて2位となりました。大学3年生の時には、体重別選手権で3位、正力杯では決勝で敗れて2位。大学4年生の時には、正力杯決勝で勝利し、優勝を果たしました。強化選手選考会では3位となっています。

実業団時代とその後

1993年、山田は香川県スポーツ振興財団に所属し、体重別選手権で3位に入賞。同年の国体成年女子の部では、香川県代表として鈴木香や常松ゆかとともに優勝を果たしました。

引退後、山田は成城学園柔道部監督の原田新一と結婚し、原田姓となりました。次男の原田健士も柔道家として才能を発揮し、講道館杯で2連覇を達成しています。

主な戦績

1989年 - 正力杯 3位
1989年 - 強化選手選考会 2位
1990年 - 体重別 2位
1990年 - グッドウィルゲームズ 3位
1990年 - 正力杯 優勝
1990年 - 福岡国際 2位
1991年 - 正力杯 2位
1991年 - 体重別 3位
1991年 - 福岡国際 5位
1992年 - 正力杯 優勝
1992年 - 強化選手選考会 3位
1993年 - 体重別 3位
* 1993年 - 国体成年女子の部 優勝

山田紀美子は、柔道選手として輝かしい実績を残し、引退後も柔道を通じて家族との絆を深めています。彼女の柔道人生は、努力と才能、そして家族の支えによって彩られています。

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