山脇康

山脇康

山脇康（やまわき やすし）氏は、1948年1月23日生まれの実業家です。愛知県半田市出身で、愛知県立半田高等学校を経て、1970年に名古屋大学経済学部を卒業後、日本郵船に入社しました。日本郵船では、2006年に代表取締役副社長、2008年には副会長に就任するなど、長年にわたり重役を歴任しました。


日本郵船時代には、同社がスポンサーを務めるFC東京の熱心なサポーターとしても知られていました。業界関係者による私設応援団では、応援団長を務めるなど、その活動は多岐に渡りました。


2011年、山脇氏は、親交の深かった鳥原光憲氏の誘いを受け、日本障がい者スポーツ協会の理事に就任しました。これを機に、パラリンピック運動に深く関わるようになり、国際パラリンピック委員会の理事も務めるなど、東京パラリンピックの成功に向けて尽力しました。その功績が認められ、2021年には国際パラリンピック委員会からパラリンピック・オーダーを受章しました。

主な役職

山脇氏は、日本郵船での要職に加え、以下の役職を歴任しました。

日本郵船 代表取締役副社長（2006年4月 - 2008年3月）
日本郵船 代表取締役副会長（2008年4月 - 2010年3月）
日本経済団体連合会 海洋開発推進委員会総合部会 部会長
経済同友会 幹事（2010年 - ）
日本障がい者スポーツ協会 理事（2011年12月 - ）
日本パラリンピック委員会 副委員長（2012年6月 - 2014年8月）
日本パラリンピック委員会 委員長（2014年8月 - ）
国際パラリンピック委員会 理事（2013年11月 - ）
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 理事会副会長（2014年 - 2022年）
日本財団パラリンピックサポートセンター（パラサポ）会長（2015年 - ）
* スポーツ庁スポーツ審議会 会長

山脇氏は、実業界での豊富な経験と、パラリンピック運動への情熱をもって、スポーツ振興と障がい者スポーツの発展に大きく貢献しました。そのリーダーシップは、東京パラリンピックの成功を支えただけでなく、今後の日本のスポーツ界においても重要な役割を果たすことが期待されています。

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