山花典之

山花典之のプロフィール

山花典之（やまはな のりゆき、1964年9月21日生まれ）は、日本の著名な漫画家であり、北海道小樽市に生まれ、現在は神奈川県横浜市に在住しています。初めてプロとして作品を発表したのは1987年、当時のペンネームは山崎花子でした。この名前で『ヤングジャンプ増刊』に掲載された「朝刊」でデビューを果たし、その後も數々の作品を発表しています。彼の代表作には、『夢で逢えたら』や『妹-あかね-』、さらには『聖樹のパン』などがあり、その多くは多くの読者に愛されています。

来歴

山花は、小学校の低学年から漫画を描き始め、中学に入ると少女漫画への興味が高まりました。17歳の時にあだち充からの影響を受けて、自身の長編漫画に取り組み始め、それを機に漫画家を志すようになりました。

1987年、大学4年生の時に集英社の『ヤングジャンプ増刊号』にてデビューし、同年には『週刊ヤングジャンプ』で『CHI・GU・HA・GU』を月一連載しました。その後、1990年には『かるてっと』を週刊掲載、1991年からは『エ・ク・ボ！』を月一連載、さらに1992年には『グラスエイジ』を週刊連載しましたが、いずれも短期間で終了することとなりました。この頃、ペンネームを山崎花子からHANAKOに変更しました。

1994年には、『ビジネスジャンプ』に移籍し、その際に発表した作品『夢で逢えたら』は5年間にわたる長期連載となり、全17巻が出版されました。この作品はアニメ化もされ、彼の代表作として広く知られるようになりました。さらに、連載期間中にペンネームを山花典之に改名しています。

山花は、キリスト教徒であり、2004年に洗礼を受けた後は、作品中に聖書の言葉を引用するなど、信仰を発表する要素が見られるようになりました。この信仰から、彼の作品には感謝や博愛のテーマが強く反映されています。

2015年からは、掲載誌を『ヤングガンガン』に変え、『聖樹のパン』の連載を開始しました。この作品は、小樽市を舞台にしており、原画が地元に寄贈されるという形で評価され、山花と画家のたかはし慶行は市から感謝状を受け取りました。

年表

• - 1987年：『ヤングジャンプ増刊』（集英社）で「朝刊」によりデビュー。
• - 1991年：ペンネームをHANAKOに変更。
• - 1997年：ペンネームを山花典之に改名。
• - 1998年：「夢で逢えたら」がOVA化される。
• - 2004年：バプテスト教会にて洗礼を受ける。

作品リスト

彼の漫画作品には以下のようなものがあります。

• - CHI・GU・HA・GU（1987年 - 1990年、全3巻）
• - かるてっと（1990年 - 1991年、全3巻）
• - エ・ク・ボ・!（1991年 - 1992年、全2巻）
• - グラスエイジ（1992年 - 1993年、全3巻）
• - 夢で逢えたら（1994年 - 1999年、全17巻）
• - 妹-あかね-（2000年 - 2003年、全14巻）
• - 聖樹のパン（原作担当、2015年 - 2021年、全12巻）

最後に

山花典之は、デビュー以来、現代の漫画界において多くの影響を与え続けている作家であり、彼の作品は広く知られ、多くの人々に愛されています。彼の独自の視点や信仰に基づくメッセージは、読者に深い感動を与え続けることでしょう。

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