山西正則

山西 正則（やまにし まさのり）

日本の漫画家。主に少年漫画や青年漫画の分野で活動し、個性的な世界観やキャラクターを描いてきました。

キャリアの初期は、秋田書店が発行する月刊誌『チャンピオンRED』を中心に活動を展開しました。同誌において、複数の読み切り作品を発表し、漫画家としての実力を磨いていきます。初期の読切作品には、2004年11月号掲載の『My friend ブリリん』や、2005年に発表された『僕と熊蝉さんの夏』、『UNKNOWN CLASSMATES』（複数回掲載）などが含まれます。また、2006年には『大ヶ浦高校アンビエンツ』、2008年以降には『ちょっと怪しい黒森さん家』といったシリーズ形式の読切も手掛けています。これらの読切での経験を経て、同誌で初の連載作品をスタートさせました。

『チャンピオンRED』での最初の連載作品は、『絶対征服ヤミカミ!』です。2007年9月号から2008年2月号にかけて連載されましたが、残念ながら単行本化には至りませんでした。

その後、再び『チャンピオンRED』にて、『ライコネンの熱帯魚』の連載を開始します。これは2011年2月号から2012年3月号まで掲載され、単行本が秋田書店から1巻刊行されました。後に徳間書店より完全版として全2巻が発売されています。

活動の場を徳間書店に移し、月刊誌『月刊COMICリュウ』で新たな代表作となる『放課後!ダンジョン高校』の連載を2013年3月号から開始しました。この作品は長期にわたり読者の支持を得て、2018年11月20日まで連載が続けられ、単行本は全11巻が刊行される人気作となりました。また、『月刊COMICリュウ』では、連載開始前の2012年11月号に読切作品『のろいのメガネ』も掲載しています。

『放課後!ダンジョン高校』の連載終了後、活動の場をヤングキングに移し、少年画報社が発行する『月刊ヤングキングアワーズGH』にて、『魔導士 LV99 は空気が読めない』を連載しました。この作品は2019年6月号から2020年8月号まで掲載され、全14話をもって完結し、単行本は全2巻が刊行されました。

その他の活動として、『キミキスTHE ANTHOLOGY』に読切作品『摩央姉ちゃんが来る!!』を寄稿するなど、アンソロジー企画への参加も見られます。

多岐にわたる雑誌で連載や読み切りを発表し、特に『放課後!ダンジョン高校』で広く知られる日本の漫画家です。

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