山路嘉人

山路 嘉人について

山路 嘉人（やまじ よしひと）は、1971年1月13日生まれで、宮城県東松島市出身の元サッカー選手であり、サッカー指導者です。ポジションはディフェンダーとして知られ、選手としてのキャリアを経て、現在は若手選手の育成に力を注いでいます。

選手としての経歴

山路は石巻商業高校でサッカーを学び、その後国士舘大学に進学しました。大学卒業後、1993年に東芝（現在の北海道コンサドーレ札幌）に入団し、1996年にはブランメル仙台（後のベガルタ仙台）に所属しました。彼のJリーグ初出場は1999年3月21日のFC東京戦で、以降も数多くの試合に出場し、選手としてのキャリアを築いていきました。

2000年には現役を引退し、その後は指導者として活動を開始します。

指導者としての経歴

山路は2001年に仙台の育成部コーチに就任し、その後2005年から2006年にかけて仙台ユースの監督を務めました。在任中には、チームを史上初のJユースサハラカップ決勝トーナメントに導くなど、指導者としての実績を残しました。2006年にはチームをJユースサハラカップベスト8に進め、顕著な成果を上げました。

2007年にはスクールマスターを務め、その後2008年にユース監督に復帰し、さらにチームを高円宮杯全日本ユースサッカー選手権に初出場させるなど、指導者としての地位を確立しました。2009年からは育成部長に就任し、次の年からは日本サッカー協会のナショナルトレセンコーチも兼任しています。指導歴が豊富で、選手たちの成長を手助けする役割を担っています。

2015年6月からは新設された女子強化育成部長に就任し、女子サッカーの育成にも尽力しています。その後も様々な役割をこなし、指導者養成の担当部長としても活躍しています。

所属クラブと成績

山路の選手としてのキャリアは、以下のクラブに所属していました：

• - 1986年 - 1989年: 宮城県石巻商業高等学校
• - 1989年 - 1993年: 国士舘大学
• - 1993年 - 1995年: 東芝
• - 1996年 - 2000年: ブランメル仙台 / ベガルタ仙台

彼の個人成績として、1999年6月にはJリーグ(J2)の初出場を果たしました。このキャリアの中で培った経験や知識を、現在は若手選手たちへと伝えています。

まとめ

山路 嘉人は、選手としてだけでなく指導者としても回顧するべき多くの実績を持つ人物です。サッカー界における彼の影響力は非常に大きく、将来のサッカー界を担う選手たちの育成に貢献しています。彼の取り組みは、サッカーの発展と若手選手の成長に貢献するものとなっています。

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