山里亮太のまさかのバーサーカー

山里亮太のまさかのバーサーカー

『山里亮太のまさかのバーサーカー』は、朝日放送テレビ（ABCテレビ）が2020年4月5日から9月20日まで毎週日曜日の23:00から23:25に放送した深夜バラエティ番組です。司会は南海キャンディーズの山里亮太が務め、同番組の冠を持つ存在となっています。また、この番組は「まさかのバーサーカー」としても知られ、視聴者に羽ばたくエンターテイメントを提供しました。

番組のスタートに際して、ABCテレビは日曜23時台の番組編成を見直し、新しくバラエティ番組をレギュラー化しました。この時間帯は、事前に放送されていた『やすともの恋愛島』の枠が変更され、番組の放送が実現したものです。すなわち、日曜のバラエティ枠が10分前倒しされて、新たな番組が立ち上がったのです。放送直前には『山里亮太のこのあと!まさかのバーサーカー』という短い番宣番組も用意され、視聴者の期待感を高めていました。

番組内容

『まさかのバーサーカー』というタイトルは、北欧神話に由来しています。この神話では、バーサーカーとは追いつめられた戦士が発揮する驚異的な力を象徴しています。本番組でも、各界で活躍する著名人が「極め人」として様々な過酷なロケに挑戦する姿をVTRで観察し、その瞬間にどのような特別な力が発揮されるのかを見守ります。これら訓練された著名人は特定のシチュエーション下で、その潜在能力を引き出すことが求められます。また、その瞬間を「バーサーカー化」と呼び、ナレーションで「〇〇（極め人）トランスフォームイントゥアバーサーカー」と紹介されます。

スタジオパートでは、ロケVTRを基にしたクイズが出題され、解答者のパネラーたちが大喜利形式で回答を展示します。番組で用いられるスタジオセットは、他のABC制作の番組から改装されたもので、特番では異なるセットが使用されました。

新型コロナウイルスの影響

新型コロナウイルスの影響で収録が一時休止となった際には、これまで放送された特番の未公開シーンを放送。収録が再開された第9回からはリモート形式で収録が行われ、スタジオセットは簡素化されていきます。出演者たちはアクリル板で距離を確保しながら、スタジオでの収録に戻る方法を模索していました。

また、他の番組とのコラボ企画も取り入れられ、特番では「楽屋のバーサーカー」として特別エピソードが生放送されるなど、視聴者に新たな刺激を与え続けました。

出演者

メイン司会を務める山里亮太をはじめ、アシスタントとして朝日放送テレビのアナウンサーらが出演します。パネラーも毎回異なる芸人たちが登場し、視聴者代表としての若手モデルやインフルエンサーも参加します。

このように『山里亮太のまさかのバーサーカー』は、楽しいエンターテイメントだけでなく、過酷な挑戦を通して人間の潜在能力や創造性を引き出す刺激的な番組となっています。

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