山野力

山野力（やまの ちから）

プロフィール

山野力は、2000年5月22日生まれ、山口県宇部市出身の日本の陸上競技選手です。長距離走を専門とし、現在は九電工陸上競技部に所属しています。

経歴

宇部市立神原中学校、宇部鴻城高等学校を経て、駒澤大学経営学部を卒業しました。大学時代には、駅伝競走を中心に目覚ましい活躍を見せました。

大学時代

1年次

三大駅伝への出場はありませんでした。

2年次

新型コロナウイルスの影響で出雲駅伝が中止となりました。しかし、全日本大学駅伝では6区を走り、三大駅伝デビューを果たしました。3位で襷を受け、順位を一つ落としたものの、区間4位と安定した走りを見せ、チームの6年ぶり13回目の優勝に貢献しました。

箱根駅伝では9区を担当。2位で襷を受け、区間6位でまとめましたが、トップの創価大との差を広げられてしまいます。しかし、10区でチームが逆転し、13年ぶり7回目の総合優勝を達成しました。また、この時、次期副主将に任命されました。

3年次

2年連続で箱根駅伝9区を担当。6位で襷を受けると、区間順位を2つ上げ、タイムも前回より縮めました。しかし、総合優勝した青山学院大学とは大差がつき、チームは総合3位で連覇を逃しました。箱根駅伝終了後には次期主将に選ばれました。

2022年2月には、全日本実業団ハーフ[[マラソン]]大会に学生ランナーとして特例出場し、日本人学生新記録となる1時間00分40秒をマークし、4位入賞を果たしました。

4年次

出雲駅伝では4区を担当し、初出場でトップで襷を受けました。向かい風の中、区間2位と安定した走りで、チームの9年ぶり4回目の優勝に貢献しました。

全日本大学駅伝では3区を担当し、2位で襷を受けると、首位を奪取しました。その後も独走状態を続け、2位に大差をつけ、3連覇を達成しました。この駅伝でも大会新記録を樹立しました。

箱根駅伝では3年連続で9区を担当。トップで襷を受けると、序盤は区間新記録ペースで突っ込みました。中盤以降はペースを落としたものの、区間3位の力走で、チームの2年ぶり8回目の総合優勝（完全優勝）に貢献し、大学駅伝三冠を達成しました。

卒業後も競技を続け、九電工に所属しています。

戦績・記録

大学三大駅伝戦績

出雲駅伝: 2回出場、2回優勝
全日本大学駅伝: 2回出場、2回優勝
箱根駅伝: 3回出場、2回優勝

自己ベスト

5000m - 13分40秒68
10000m - 27分56秒85
ハーフ[[マラソン]] - 1時間00分40秒
マラソン - 2時間16分25秒

関連人物

大八木弘明 - 駒澤大学陸上競技部総監督
藤田敦史 - 駒澤大学陸上競技部監督
田澤廉 - 同学年、2021年度主将
鈴木芽吹 - 1学年後輩、2023年主将
花尾恭輔 - 1学年後輩
安原太陽 - 1学年後輩
白鳥哲汰 - 1学年後輩
青柿響 - 1学年後輩
篠原倖太朗 - 2学年後輩、2024年度主将
佐藤圭汰 - 3学年後輩
山川拓馬 - 3学年後輩
伊藤蒼唯 - 3学年後輩

参考文献

九電工陸上競技部

外部リンク

* 山野力 (@chi＿i2525) - X（旧Twitter）

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