山﨑剛 (内野手)

山﨑 剛について

山﨑剛（やまさき つよし、1995年12月29日生まれ）は、福岡県福岡市早良区からプロ野球界に飛び込んだ選手で、現在は東北楽天ゴールデンイーグルスに所属しています。彼の登録名は2020年シーズンに一時的に「山﨑幹史」に変更されましたが、現在は本名に戻っています。投打は右投左打で、内野手と外野手をこなすことができます。

経歴

プロ入り前

山﨑選手は福岡市立飯倉小学校で3年生から野球を始め、地元の「田隈ジュニア」に所属しました。中学時代は「城南サンボーイズ」に移り、二塁手として活躍しました。高校は日章学園高等学校に進学し、1年目から二塁手としてチームの一員となりましたが、甲子園出場はありませんでした。

その後、國學院大學へ進学し、2年時には二塁手のレギュラーとして活躍。春季には打率.400で首位打者に輝き、二塁手のベストナインにも選出されます。3年次には第40回日米大学野球選手権大会の日本代表に選ばれるなど、着実に実績を積み上げていきました。4年時には東都大学リーグ1部で通算100安打を達成し、リーグ全体で79試合に出場して打率.328を記録しました。

プロ入り

2017年のドラフト会議では、東北楽天ゴールデンイーグルスから3位指名を受け、契約金5000万円、年俸1000万円で契約をかわします。背番号は34に決まり、プロとしての第一歩を踏み出しました。

楽天での初出場は2018年6月12日、中日ドラゴンズ戦での代走出場でした。その後、6月23日にはプロ初の先発出場を果たし、30日にはプロ初安打を記録します。シーズンを通じては33試合に出場し、打率.232をマーク。

成長と挑戦

2019年には初本塁打を放つものの、右肩の違和感に悩まされ、出場は16試合にとどまりました。2020年には改名し、新たな一歩を踏み出しましたが、左手首を痛めて多くの試合をリハビリに費やしました。2021年は出場機会を徐々に増やし、特に9月には先発起用されて好調を維持しました。

2022年は打撃成績が振るわず、79試合出場で打率.203に終わりましたが、盗塁はキャリアハイの15を記録しました。2023年には、117試合に出場し、打率.203、2本塁打の成績を上げています。また、サヨナラ安打を放つなど、重要な場面での活躍も見せています。

選手としての特長

山﨑は50メートルを5秒8という俊足を誇り、そのスピードを活かして広範囲を守る守備が特徴です。打撃面でも積極的な姿勢を持ち、試合によっては先頭打者本塁打を記録するなど、その打撃力も魅力的です。日本野球界における彼の将来がますます楽しみです。

詳細情報

選手としての成績は、年度別に見るとしっかりと成長を見せています。2024年度シーズンが終わった時点では、今後の更なる活躍が期待される選手です。

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