岐阜メモリアルセンター長良川競技場

岐阜メモリアルセンター長良川競技場

岐阜メモリアルセンター長良川競技場（英:Gifu Memorial Center Nagaragawa Stadium）は、岐阜県岐阜市内に所在する複合競技施設です。この競技場は、陸上競技及び各種球技に使用されており、岐阜県が所有し、公益財団法人岐阜県スポーツ協会が運営を担っています。

施設の特徴

この競技場は、日本陸上競技連盟から第1種公認を受けており、グラウンド面積は20,867平方メートルです。トラックやアウトフィールドは全天候型のウレタン樹脂で舗装され、全周400メートルの9コースと直線150メートルの競技エリアがあります。さらに、69メートル×105メートルのインフィールドは天然芝で整備されています。

また、ナイター設備を整えた補助競技場も備えています。こちらは日本陸上競技連盟から公認された第3種競技場で、グラウンド面積は13,925平方メートルです。競技場の照明はメインスタンドの屋根に取り付けられ、バックスタンド側にも照明塔が設置されています。自発的に明るさを調整できるため、競技の時間帯を選ばず使用できるのが強みです。

大型映像装置としてオーロラビジョン（縦6.8メートル、幅19.2メートル）が北側のサイドスタンド上部に設置されており、視覚的に観客を楽しませる工夫も施されています。

収容人数と歴史

競技場の収容人数は26,109人ですが、スタンド上部に芝生席が設けられているため、Jリーグの試合時には16,300人が収容可能となります。かつては約31,000人を受け入れる能力があったが、2015年に行われたJ1ライセンス取得のための審査で、実勢の収容人数が不足していることが指摘されました。これにより、古田岐阜県知事は競技場の改修を決定し、2015年9月からバックスタンドの改修工事が進められ、2016年にはJ1ライセンスが発行されました。

主なイベント

岐阜メモリアルセンター長良川競技場では、陸上競技に関連する多くのイベントが行われています。例えば、高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンやアジアジュニア陸上競技選手権大会、日本学生陸上競技対校選手権大会などが開催されます。また、サッカーの試合も盛んで、FC岐阜のホームゲームや名古屋グランパスエイトの試合も行われるほか、天皇杯全日本サッカー選手権大会も開催されています。

アクセスと利用条件

利用時間は9時から21時で、休館日は第1および第3火曜日に設定されています。芝生養成のためのインフィールドは特定の期間に使用制限がありますが、年間を通じて多くの人々が利用でき、地域のスポーツ文化を支えています。

まとめ

このように岐阜メモリアルセンター長良川競技場は、ただの競技場でなく、地域イベントやスポーツ活動の拠点としての役割を果たしています。競技施設の充実化と多彩な使用目的によって、多くの人々がここでスポーツを楽しみ、さらなる発展が期待されています。

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