岡山市中央卸売市場

岡山市中央卸売市場

岡山市中央卸売市場は、岡山県岡山市南区に位置する重要な卸売市場です。この市場は、青果、魚介類、花など多様な商品を扱い、地域の食文化を支えている存在です。また、岡山市花き地方卸売市場も併設されており、花の流通拠点としても活用されています。

概要

岡山市中央卸売市場は、卸売市場法に基づき、岡山市が設立しました。市場は市場一丁目と市場二丁目に分かれており、供給圏の人口は約206万人に達します。1961年に初めて認可され、その翌年から青果部の業務が始まりました。その後、1983年に現在の地に移転し、青果部だけでなく水産物部や花き部も新たに業務を開始しました。

市場内には「市場ふくふく通り」という愛称がついた通りがあり、ここには小売店が63店舗集まっています。地域住民が気軽に利用できるよう、2008年12月に市場関連棟が一般開放され、飲食や買物が楽しめる場となりました。また、毎月第4日曜日には「日曜市」が開催され、多くの人々が集まる人気のイベントとなっています。

市場の基本情報

• - 所在地: 岡山市南区市場1丁目1番地
• - 認可: 昭和36年12月27日
• - 開設者: 岡山市

卸売業者

• - 青果部: 岡山丸果、大同印岡山大同青果
• - 水産物部: 岡山県水、岡山中央魚市
• - 花き部: 岡山総合花き

仲卸業者

• - 青果部: 25社
• - 水産物部: 37社
• - 花き部: 3社

年間取扱量

• - 青果部: 100,378トン
• - 水産物部: 40,517トン
• - 花き部: 72,108千本

合計金額は19年度で約60,371,424千円に達しています。

市場の施設

市場全体の延べ面積は78,265㎡で、青果部や水産物部などが入る市場一丁目が67,447㎡、花き部を含む市場二丁目が10,818㎡を占有しています。それに加えて、イベントスペースや管理棟、立体駐車場なども整備されています。

• - 市場文化会館: 1,273㎡
• - 管理棟: 2,641㎡（4階建て）
• - 立体駐車場: 348台分
• - 車両施設: 2,415台分

イベント

• - 日曜市: 毎月第4日曜日に開催され、地域のコミュニティとのつながりを強化する場となっています。各種の新鮮な野菜や魚介類、花々が並び、地元住民や観光客にとって楽しみなイベントです。

岡山市中央卸売市場は、地域経済と文化の発展に寄与し続けており、今後も多くの人々に利用されることでしょう。

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